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Channel: 感染症診療の原則
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7/5 ワクチンパレード(六本木の三河台公園〜日比谷公園)

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7月5日のワクチンパレードのご案内をいただきました。

こどもがワクチンで予防できる感染症になり、死亡や後遺症、入院等たいへんな経験をされた保護者の方が中心となり、日本のこどもたちのおかれている状況を改善しようという試みのひとつです。

本来ならば公衆衛生の重要政策として、evidence based、グローバルな指針にのっとって動くはずの予防接種行政は、子どもの生命や健康よりも優先される別の軸で動いてきたといえます。

厚生労働省もここ数年担当部署はとてもがんばっています。
しかし、財務省や総務省を動かすにはもう少し大きな声が必要なのだと関係者は知ってます。

仕事で参加できない場合も、インターネットでのメッセージを受け付けており、また、皆様のBlogやTwitterなどでも話題にしていただけるとありがたいです。
また、一緒にパレードに参加していただけるご家族や学生さんなどがいらっしゃいましたら、ご協力よろしくお願いいたします。

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+Action for Children代表の高畑紀一です。

来る7月5日(木)、13:00より、港区六本木の三河台公園から日比谷公園まで、約2kmの行程をパレードすることとなりました。

我が国はワクチン後進国と揶揄されるほど、他の先進国はおろかいわゆる低開発国と比しても子どもたちが等しく無料で受けられるワクチン環境が未整備の状況にあり、ワクチンで防ぐことのできる疾病(VPD:Vaccine Preventable Diseases)に罹患する子どもたちが後を絶ちません。

この汚名を返上するには財源確保策を筆頭に、実施主体のあり方、サーベイランス体制の充実、無過失補償制度の更なる充実、予防接種制度に係る評価・検討組織の構築、承認審査制度の改善等、非常に大きな課題を解決していかなければなりません。
現在、予防接種法改正案の国会提出に向けた作業が進んでいます。
しかし、予防接種制度以外にも諸々の要求を抱える我が国において、先述の課題を解決し、希望するすべての子どもたちが無料で予防接種を受けられる環境を構築するには、大きな世論の盛り上がりが必要不可欠であると考えます。

今次予防接種法改正で全ての課題が解決するわけではありませんが、一日も早くワクチン後進国との汚名を返上する日が来るように、その一歩を大きな一歩にしたいと願ってやみません。
予防接種を受ける当事者の殆どは年端もいかない乳幼児です。
子どもたちに代わり私たち大人が、その願いを実現するために意思表示を繰り返す必要があるのだと考えています。
立法、行政、有権者、全ての立場が同じ目標を目指し営為を積み重ねていく、その意思表示のためのパレードです。

皆様におかれましては、平日の日中でもあり、多忙を極められていることと存じます。
無理を承知でのお願いなのですが、お時間が許す限りの参加、そしてそれが叶わなくても、メッセージをお寄せいただけるようお願いする次第です。
日比谷公園では、参加者全員で、シャボン玉に願いを載せてアピールする予定です。

■公式HPはこちらです
http://vaccinedemo2012.web.fc2.com/

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+Action for Children
代表 高畑紀一
URL http://www.plus-afc.com/
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