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Channel: 感染症診療の原則
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6/17(日) 大阪 第1回 HIV/AIDS診療スキルアップセミナー 〜 若手医師のための症例検討会 〜

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大阪の白野先生から教えていただいた大阪でのHIV感染症を学ぶセミナーです。
詳細は関西HIV臨床カンファレンスのページにあります。
チェックしてみてください〜。


感染症に関心のある方は、年に1度はUpdateのためにHIV関連セミナーに参加をすることをお勧めします。

その理由を以下にあげます。

HIV感染症の症例は、エイズ診療拠点病院が中心となって診療を行っていますが、

1)早期診断、の要はプライマリの先生方  であり、

2)治療が安定している患者さんはHIV以外のことで、拠点病院以外の受診も必要になっており(歯科、眼科、その他マイナートラブルでの受診)

3)高齢化が進んでいるので、拠点病院以外の、高齢者対応施設や在宅関係者もこれからは「合併症に高血圧とあわせてHIV感染症がある」患者さんの対応をする時代になっているため、です。

つまり、「うちは拠点病院じゃないからこないよねー」とかいう時代錯誤をしていると、対応が遅れて、人権問題や医療安全上のトラブルがおきるということであります。

感染していても気づいていない(まだ診断されていない)人も多数いると想像できますし、「うちにはまだきていない」的誤解発言も医療者としてはどうかとおもいます。

ただ、歩いて受診してくるような場合は、急いで慌てて何かすることはほとんどないので、詳しい先生に電話で「すぐにやることと、そのあとやること教えてください」と聞けばいいだけですし、そのような人間関係をもっておくことが大切なわけです。

HIV陽性と診断された患者さんが院内に・・・となった場合、感染症医がいない場合、「そういえばあの先生は感染症が好きな先生」とか「名刺にICDとかいれてたよね」とか、「感染症のセミナーにいっているらしいよ」と認知されている先生を全面的にスタッフが頼ってくるのも確実です。

・・・ということで、「年に1回くらいは参加しましょう。HIV感染症セミナー」の主張でした。


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第1回 HIV/AIDS診療スキルアップセミナー 〜 若手医師のための症例検討会 〜

日時: 2012 年 6 月 17 日(日) 14 時 〜 17 時
場所:独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター 緊急災害医療棟 2階 視聴覚室
        大阪市中央区法円坂2-1-14(地下鉄中央線または谷町線の「谷町4丁目」駅11番出口すぐ)
参加:参加は事前登録制です。参加をご希望の方は、関西HIV臨床カンファレンスWebサイトよりお申し込み下さい。   
http://www.kansai-hiv.com/news.html

総合司会:宇野 健司 先生(奈良県立医科大学付属病院感染制御内科)
ファシリテーター:澤田 暁宏先生(兵庫医科大学 血液内科)
白野 倫徳 先生(大阪市立総合医療センター感染症センター)
大田 加与 先生(市立堺病院呼吸器内科)
矢嶋 敬史郎 先生(大阪医療センター感染症内科)
小川 拓 先生(奈良県立医科大学附属病院感染制御内科)

【症例検討】
症例1 「PMLの一例」
講演:宇野 健司 先生/小川拓 先生(奈良県立医科大学付属病院 感染制御内科)

症例2 「PCPでAIDS発症しARTを行うもウイルス量が長期残存している一例」
講演:澤田 暁宏 先生 (兵庫医科大学血液内科)

症例3 「進行する筋力低下を来したHIVの一例」
講演:白野 倫徳 先生 (大阪市立総合医療センター感染症センター)


共催:関西HIV臨床カンファレンス/鳥居薬品株式会社

問い合わせ先:鳥居薬品株式会社 プロダクトマネジメント部
TEL 0120-65-6878 / 03-3231-6878

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