国立感染症研究所のFETPはじめ、遠方すぎる、長期間すぎる、海外の研修お金かかりすぎる、家族をつれて仕事辞めてまで引っ越せない等の課題があって、感染症の実地疫学を学ぶ機会がなかなかとれないよーというご相談がときどききます。
探すのもいいですが、自分たちのところで作ってしまう、というもの手です。
「他の自治体にやれてうちにやれないことはなかろう」前例主義ともフィット。
「この規模ならこれくらいらしい」他の研修の予算案をドラフトにできる。
「アウトブレイクで問題がおきたときに、他の自治体はやっているのにうちは全くやってなかったってことは問題になるんじゃ?」これも危機管理のひとつ。
青木編集長が医学を学んだ青森県で、あらたなチャンレンジが(すでに受付は終了)。
その名も、「感染症リスクマネジメント作戦講座」です。通称 ARIS(あいりす)。なんだか素敵な響き。
防衛医大の加來先生(FETP3期)と、亀田総合病院の吉田先生(FETP9期)が全体を統括されています。
熊本県にはFEITという実地疫学調査チームが設置されています。「原因不明あるいは複雑な健康危機発生時において早急に原因を究明し被害の拡大を防止するとともに、健康危機の原因究明に関する知見の集積を図る目的で平成15年6月に設置」されたそうです。
同様の動きは他の自治体にもあります。
皆様の地域でも、平時にできることのひとつとしてぜひ(予算のあるうちに、次のパンデミックが来る前に)ご検討ください。
埼玉県和光市にある国立保健医療科学院(旧 公衆衛生院)は、WHOに登録されている、National Institute of Public Healthです。ここが公衆衛生の最前線感を醸し出してくれると周囲の応援になるわけですが、来月と9月に関連の研修会があり、今週が受け付け締め切りです。
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実地疫学統計研修(計画立案編・実践編)
計画立案編 平成24年6月25日(月)〜7月03日(火) 7日間
実 践 編 平成24年9月24日(月)〜9月28日(金) 5日間
試験研究機関や保健所・地方衛生研究所等での衛生・公衆衛生にかかわる業務である調査研究及び人材育成を推進することを目的としています。計画立案編では、統計学及び疫学の基礎知識と技術を理解し、研究計画書を立案することを目指し、実践編では、既に得たデータを持ち込み、データ解析のための統計学及び疫学の応用的知識と技術を理解し、行政報告書・論文にまとめることを目指します。
研究計画の立案、データの収集、解析、行政報告書のまとめ方、さらには、学術論文の書き方を指導いたします。また、研修後了後、研究生として、調査研究を継続することも可能です。
研修内容と応募に関する情報:http://www.niph.go.jp/entrance/h24/index.html
*計画立案編の申込受付期間は5月18日(金)までです。
*受講の可否については派遣機関あてに通知いたします。その後、受講者あて時間表等の必要書類を送付いたします。
*パソコンにより文書作成ができ、エクセルなどの表計算ソフトを用いての平均値の計算や表及びグラフを作成できるなどのパソコン基本操作が可能であることを、受講の前提とします。
*研修に際し、本院敷地内の寄宿舎が利用できます。但し、長期研修での入居希望を優先しますのでご希望にそえない場合もあります。利用できない場合は、各自で宿泊場所を手配願います。
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探すのもいいですが、自分たちのところで作ってしまう、というもの手です。
「他の自治体にやれてうちにやれないことはなかろう」前例主義ともフィット。
「この規模ならこれくらいらしい」他の研修の予算案をドラフトにできる。
「アウトブレイクで問題がおきたときに、他の自治体はやっているのにうちは全くやってなかったってことは問題になるんじゃ?」これも危機管理のひとつ。
青木編集長が医学を学んだ青森県で、あらたなチャンレンジが(すでに受付は終了)。
その名も、「感染症リスクマネジメント作戦講座」です。通称 ARIS(あいりす)。なんだか素敵な響き。
防衛医大の加來先生(FETP3期)と、亀田総合病院の吉田先生(FETP9期)が全体を統括されています。
熊本県にはFEITという実地疫学調査チームが設置されています。「原因不明あるいは複雑な健康危機発生時において早急に原因を究明し被害の拡大を防止するとともに、健康危機の原因究明に関する知見の集積を図る目的で平成15年6月に設置」されたそうです。
同様の動きは他の自治体にもあります。
皆様の地域でも、平時にできることのひとつとしてぜひ(予算のあるうちに、次のパンデミックが来る前に)ご検討ください。
埼玉県和光市にある国立保健医療科学院(旧 公衆衛生院)は、WHOに登録されている、National Institute of Public Healthです。ここが公衆衛生の最前線感を醸し出してくれると周囲の応援になるわけですが、来月と9月に関連の研修会があり、今週が受け付け締め切りです。
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実地疫学統計研修(計画立案編・実践編)
計画立案編 平成24年6月25日(月)〜7月03日(火) 7日間
実 践 編 平成24年9月24日(月)〜9月28日(金) 5日間
試験研究機関や保健所・地方衛生研究所等での衛生・公衆衛生にかかわる業務である調査研究及び人材育成を推進することを目的としています。計画立案編では、統計学及び疫学の基礎知識と技術を理解し、研究計画書を立案することを目指し、実践編では、既に得たデータを持ち込み、データ解析のための統計学及び疫学の応用的知識と技術を理解し、行政報告書・論文にまとめることを目指します。
研究計画の立案、データの収集、解析、行政報告書のまとめ方、さらには、学術論文の書き方を指導いたします。また、研修後了後、研究生として、調査研究を継続することも可能です。
研修内容と応募に関する情報:http://www.niph.go.jp/entrance/h24/index.html
*計画立案編の申込受付期間は5月18日(金)までです。
*受講の可否については派遣機関あてに通知いたします。その後、受講者あて時間表等の必要書類を送付いたします。
*パソコンにより文書作成ができ、エクセルなどの表計算ソフトを用いての平均値の計算や表及びグラフを作成できるなどのパソコン基本操作が可能であることを、受講の前提とします。
*研修に際し、本院敷地内の寄宿舎が利用できます。但し、長期研修での入居希望を優先しますのでご希望にそえない場合もあります。利用できない場合は、各自で宿泊場所を手配願います。
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