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Channel: 感染症診療の原則
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言えばよかった 症例検討会

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感染症コンサルタントの編集長、よく医療機関の症例検討会によばれます。

最近調子がよく「もう、今後、ぜんぶあたりそう。えへへ」といっていたのもつかの間、つい先日、撃沈してしまったそうです。

長い人生、そんなこといくつもあるんじゃないか?
ネガティブは周囲にいいことないので、さっさと立ち直ればいいのにと編集部内ではひややかに観察されていました。

編集長、スペシャリストであっても「それは知らなかった」「はじめてです」という謙虚さがあるので、そのことではくじけません。課題は、「わかっていたのに!」「またやってしまった!」といパターンです。
または、アタマの中にうかんだのに(鑑別リストにあげたり話しておけばよかったのに)ふれずに、最後に「それだった」というときです。

HIV陽性、キャッスルマン病で2回目(とか3回目)の同じパターンでのつまづき。

編集部内「4回目やらなきゃいいんじゃないですか」

4日間くらいひきずっていました。

大事なことをすぐ忘れてしまうのに、こういったことはなかなか忘れられない。不思議です。

こういったときはやさしく励ますべきでありますが、傷に塩を塗る人もいます。

編集部内「でも、編集長のカンファは感染症らしいという設定ですよね。LT先生はもっと範囲が広いですよね」

春からの症例検討会、また心機一転でチャレンジを続けて行きますので、皆様どうぞよろしくおねがいいたします!

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