「若手医師セミナー」は、青木編集長の類稀な「初心者にわかりやすく教える」才能を見出したYさんと、「私をかつぐと仕事に差し障るのでは」と心配しつつコラボをすることにした編集長二人で始まった企画です。
全く似ていない二人でしたが、どちらも「大事なことは大事なんだよ」「日和らないよ」というシンプルなところはゆずらない性格。
最初は日本海側の方で開催。その後、東京でも開催しようということで開いたら(びっくりするほど)全国からたくさんの人がきて会場に入りきれないといったことになり、もっと大きな会場でやろう、せっかくだから原則以外も学べるようにしようと拡大していきました。
(米国留学中にブログ特派員をしてくださっていた志水太郎先生はここで編集長と出会います)
初期研修医が困っているのは、あるいは指導医が困っているのは、初期の2年間でどう効率よく(時間がないし忙しいし睡眠時間も削っているし教育がんばっても評価されにくいなかで)学べる・教えることができるかということだということもヒシヒシと伝わってきましたので、編集長の周囲にいる教え上手な先生に依頼をしてシリーズにしてみたらいいのではということで今のスタイルに落ち着きました。
スポンサーがついてくれたからこそできた展開でありました。
この規模の企画は個人や少人数の努力では回らないことはご理解いただければと思います。
製品の宣伝につながらない内容の企画ではありましたが、社内でもご理解いただけたために(そのために動いてくださった方達がいて)今につながっています。
と、かっこいい話を先に書きましたが、実際のところ、当時(あるいは初期から)社内で「あおきって誰」状態だったそうです。
が、セミナーを手伝うMRさんたちが
「席が前の方からうまっていくよ?」
「タクシーチケット配っていないのに走り込んで来る人がいるよ?」
「お弁当も配らないけど会場うまるよ?」
「参加者寝てないよ?」
ということに驚き(驚くのかと驚いたけど)、その噂がじわりつたわって最後は一番えらい方が見学に来ました。
編集部、その隣にコソッと立っていたら質問されました。
「ここにいる若い人たちは皆ドクター?」
ーほぼそうです(実は医学部生や薬剤師さんもいるけどー)
「・・・・」
ーこの人たちが実際に患者さんを見て検査して処方する人たちなんですよ。病院HPには乗っていないしMRさんたちは知らない・会えないんですけどね
「・・・・」
次の転換点となったのは、遠方の方からの「そこに行けない」悲しさを伝えるメール等でした。
「ならば」と、Yさんやその周囲の人たちのご協力により(今ではそう珍しくないですが)各地に配信ができるようになりました。
(当時、配信視聴希望の方達のために会場を貸してくださった病院の皆様、会場で回線につなぐなどの労を撮ってくださった方々ありがとうございました)
今ではモバイル対応もあり、技術の進歩やみなさんの協力によって、より学びやすくなっています。
2018年のプログラムはすでにファイザーのサイトで公開されています。
院内・学内の勉強会スケジュールなどでもぜひ併用・活用していただければ嬉しいです。
若手医師セミナー2018
ちなみに青木編集長の「感染症診療の原則」は10月です。
もっと早く聴きたいよ!?という方のために、ブログでも編集長が講義をする公開セミナー情報も紹介していきます。
2018年バージョンの原則をぜひ聴きに来てください。
各会場でお目にかかるのを楽しみにしています。
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4月は新しい生活にまず慣れましょう!
GWあけ、そろそろ本気だぞとなってきたら若手医師セミナー2018です!
金曜日の19:30〜21;00です。
第1回〜10回のプログラムは以下のとおり:
5月11日 ←最初のアナウンスより変更となっていますのでご注意ください
研修医の必須知識~ケースで考える~
德田 安春 先生(総合診療医学教育研究所 CEO群星沖縄臨床研修センター センター長)
Blog燃えるフィジカルアセスメント
Twitter @yasuharutokuda /a>
6月15日
キーワードから鑑別診断を展開する
山中 克郎 先生(諏訪中央病院 総合内科 院長補佐)
女神の前髪を掴み大成した総合診療医が、諏訪に庵を結び、成し遂げようとしている臨床医の本懐、そして地域医療。
7月20日
正しくビビろう ERのpitfalls~患者はうそをつく?~
林 寛之 先生(福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授)
私たちは、いい教育を提供しなければならない。良質な教育を提供できなければ地方の病院は優秀な医師を確保できず、生き残っていけないのではないかとも思います
8月31日
水・Na代謝異常と輸液の考え方~生理学的理解を深めて輸液をマスターする~
須藤 博 先生(大船中央病院 院長)
Blog H's monologue
9月7日
外来における子どもの感染症疾患の見かた
齋藤 昭彦 先生 (新潟大学医学部 小児科学教室 教授)
自分の可能性を発見するために,
外の世界に“寄り道”しよう!
10月19日
感染症診療の原則
青木 眞 編集長(感染症コンサルタント)
11月9日
講演1:初期研修医が知っておきたい上気道感染症診断
山本 舜悟 先生(京都大学医学部附属病院臨床研究教育・研修部 特定助教
今にも落ちて来そうな空の下で
講演2:息切れのベーシック
金城 紀与史 先生(沖縄県立中部病院 総合内科)
米国流「外来研修」を初導入 臨床研修制度の新潮流
12月14日
がんについて
勝俣 範之 先生(日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授)
がん診療の誤解を解く 腫瘍内科医Dr.勝俣の視点
Twitter @Katsumata_Nori
1月25日
リウマチ・膠原病~非専門医のためのリウマチ入門~
岸本 暢将 先生(聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center 医長)
君のカルテを“劇的”成長の軌跡に
(2月はお休みです)
3月29日
もしも心電図を本気で読もうと思ったら
香坂 俊 先生(慶應義塾大学医学部 循環器内科 専任講師)
慶應義塾大学医学部 教育の新しい波
Twitter @sk2798
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全く似ていない二人でしたが、どちらも「大事なことは大事なんだよ」「日和らないよ」というシンプルなところはゆずらない性格。
最初は日本海側の方で開催。その後、東京でも開催しようということで開いたら(びっくりするほど)全国からたくさんの人がきて会場に入りきれないといったことになり、もっと大きな会場でやろう、せっかくだから原則以外も学べるようにしようと拡大していきました。
(米国留学中にブログ特派員をしてくださっていた志水太郎先生はここで編集長と出会います)
初期研修医が困っているのは、あるいは指導医が困っているのは、初期の2年間でどう効率よく(時間がないし忙しいし睡眠時間も削っているし教育がんばっても評価されにくいなかで)学べる・教えることができるかということだということもヒシヒシと伝わってきましたので、編集長の周囲にいる教え上手な先生に依頼をしてシリーズにしてみたらいいのではということで今のスタイルに落ち着きました。
スポンサーがついてくれたからこそできた展開でありました。
この規模の企画は個人や少人数の努力では回らないことはご理解いただければと思います。
製品の宣伝につながらない内容の企画ではありましたが、社内でもご理解いただけたために(そのために動いてくださった方達がいて)今につながっています。
と、かっこいい話を先に書きましたが、実際のところ、当時(あるいは初期から)社内で「あおきって誰」状態だったそうです。
が、セミナーを手伝うMRさんたちが
「席が前の方からうまっていくよ?」
「タクシーチケット配っていないのに走り込んで来る人がいるよ?」
「お弁当も配らないけど会場うまるよ?」
「参加者寝てないよ?」
ということに驚き(驚くのかと驚いたけど)、その噂がじわりつたわって最後は一番えらい方が見学に来ました。
編集部、その隣にコソッと立っていたら質問されました。
「ここにいる若い人たちは皆ドクター?」
ーほぼそうです(実は医学部生や薬剤師さんもいるけどー)
「・・・・」
ーこの人たちが実際に患者さんを見て検査して処方する人たちなんですよ。病院HPには乗っていないしMRさんたちは知らない・会えないんですけどね
「・・・・」
次の転換点となったのは、遠方の方からの「そこに行けない」悲しさを伝えるメール等でした。
「ならば」と、Yさんやその周囲の人たちのご協力により(今ではそう珍しくないですが)各地に配信ができるようになりました。
(当時、配信視聴希望の方達のために会場を貸してくださった病院の皆様、会場で回線につなぐなどの労を撮ってくださった方々ありがとうございました)
今ではモバイル対応もあり、技術の進歩やみなさんの協力によって、より学びやすくなっています。
2018年のプログラムはすでにファイザーのサイトで公開されています。
院内・学内の勉強会スケジュールなどでもぜひ併用・活用していただければ嬉しいです。
若手医師セミナー2018
ちなみに青木編集長の「感染症診療の原則」は10月です。
もっと早く聴きたいよ!?という方のために、ブログでも編集長が講義をする公開セミナー情報も紹介していきます。
2018年バージョンの原則をぜひ聴きに来てください。
各会場でお目にかかるのを楽しみにしています。
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4月は新しい生活にまず慣れましょう!
GWあけ、そろそろ本気だぞとなってきたら若手医師セミナー2018です!
金曜日の19:30〜21;00です。
第1回〜10回のプログラムは以下のとおり:
5月11日 ←最初のアナウンスより変更となっていますのでご注意ください
研修医の必須知識~ケースで考える~
德田 安春 先生(総合診療医学教育研究所 CEO群星沖縄臨床研修センター センター長)
Blog燃えるフィジカルアセスメント
Twitter @yasuharutokuda /a>
6月15日
キーワードから鑑別診断を展開する
山中 克郎 先生(諏訪中央病院 総合内科 院長補佐)
女神の前髪を掴み大成した総合診療医が、諏訪に庵を結び、成し遂げようとしている臨床医の本懐、そして地域医療。
7月20日
正しくビビろう ERのpitfalls~患者はうそをつく?~
林 寛之 先生(福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授)
私たちは、いい教育を提供しなければならない。良質な教育を提供できなければ地方の病院は優秀な医師を確保できず、生き残っていけないのではないかとも思います
8月31日
水・Na代謝異常と輸液の考え方~生理学的理解を深めて輸液をマスターする~
須藤 博 先生(大船中央病院 院長)
Blog H's monologue
9月7日
外来における子どもの感染症疾患の見かた
齋藤 昭彦 先生 (新潟大学医学部 小児科学教室 教授)
自分の可能性を発見するために,
外の世界に“寄り道”しよう!
10月19日
感染症診療の原則
青木 眞 編集長(感染症コンサルタント)
11月9日
講演1:初期研修医が知っておきたい上気道感染症診断
山本 舜悟 先生(京都大学医学部附属病院臨床研究教育・研修部 特定助教
今にも落ちて来そうな空の下で
講演2:息切れのベーシック
金城 紀与史 先生(沖縄県立中部病院 総合内科)
米国流「外来研修」を初導入 臨床研修制度の新潮流
12月14日
がんについて
勝俣 範之 先生(日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授)
がん診療の誤解を解く 腫瘍内科医Dr.勝俣の視点
Twitter @Katsumata_Nori
1月25日
リウマチ・膠原病~非専門医のためのリウマチ入門~
岸本 暢将 先生(聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center 医長)
君のカルテを“劇的”成長の軌跡に
(2月はお休みです)
3月29日
もしも心電図を本気で読もうと思ったら
香坂 俊 先生(慶應義塾大学医学部 循環器内科 専任講師)
慶應義塾大学医学部 教育の新しい波
Twitter @sk2798
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