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Channel: 感染症診療の原則
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The Need for a Universal Influenza Vaccine

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Chasing Seasonal Influenza — The Need for a Universal
Influenza Vaccine

というタイトルでNEJMの最新号にPerspectiveが載っておりました。

#1:卵でワクチン作成するとEgg-Adaptationf(T160K)という有効性を低下させる変異が生じうる。
卵で作った(egg-based)ワクチンは、その最も重要なHemagglutininHE部分に変異(Egg-Adaptation)が起きやすく、これがワクチンの有効性の低下に寄与しうる。
それに対してCell-basedのワクチンに製造では、この変異が起きない ⇒ 有効なワクチンになるかも。
以前にCell-basedのワクチンの有効性が低かったが、これはegg-basedワクチンの種(egg-based seed strain)を使用したから。
cell-based seed strainを使ってcell-basedのワクチン製造をすれば大丈夫ではないか。
(聞くところによると日本に世界最大級のCell-basedのワクチン工場が存在する???)

#2:如何なる変異にも対応できるUniversal Influenza Vaccineが欲しい
これが出来れば、卵も細胞も関係なくなるかも・・

まあ、それでも不十分と言われつつも何万人の生命を救ったと推計されるワクチンですから・・

例によって、こういうCriticalなIssueにはFauci先生が出てきます。
そして、某会議で御一緒した編集長は・・

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