本年3/20付けでまたGuidelineが出ました。その名も「IDSA Clinical Practice Guideline for Acute Bacterial Rhinosinusitis in Children and Adults」
PDFで数十頁という力作ですが、例によってExecutive Summaryが出ております。全般に編集長的には、まだ抗菌薬の出動が早すぎる、多すぎる・・といった感じが無いわけでは無いですが・・。
FQよりもβラクタム剤を勧める、DOXYはまだ行ける・・といった辺りは好感が持てました。
ワクチンによる、非ワクチン株の変化なども興味深いですね・・。
ステロイドもOKみたい。(この辺はなんとも・・)
師匠の喜舎場先生は「目の前の患者一人一人がGuidelineだ」と名言をはいておられましたが、なるほど・・と思わされる今日この頃です。