皆さんのご自宅の冷凍庫はどれくらい大きいですか?
残してもったいないとか、セールだからまとめて買っちゃおう!とかぎゅうぎゅうづめになっていたりしないでしょうか。
神奈川県でプレス発表のあった、冷凍メンチカツでのO157(ハイフンは間に入れませんよ)のアウトブレイクで懸念されるのは、
この「奥のほうに残って気づかれないまま」のものです。
報道で大騒ぎ!まあ怖い!となっても、じゃあ冷凍庫見直してみようとか、ストックしている棚をチェックとかなかなかできないものです。
ですから、アウトブレイクのピークの症例の山とは離れたところでぽつぽつと報告されたりもします。
それは患者からの2次3次感染か、冷凍庫や保存庫にあったものを食べて発症するひとだったりします。
食品関係での感染事案は広域化しやすい、拡大しやすいのが怖いので、早くアナウンスをすべきであります。
しかし、「かもしれない」段階での広報は、後から「違った」「濡れ衣だった」となったときに大きな損害が発生したことについての賠償責任も生じるので、「迅速に」VS「確認を待って」のせめぎあいになります。
「命のほうが優先に決まっているだろう!」と多くの人は思うでしょう。
それは当然です。
命は大事です。同時に、誰も悪意はないところで、関係者を袋叩きにする人たちもいます。
その結果、会社やお店はつぶれ、家族離散、誰かが自殺というような展開もあります。
このようなときは、「今すぐすべきこと」「努力できること」で皆で協力しあうこと、うっぷん晴らし的に悪意のない人たちを袋叩きにしたりしないことです。
こういった案件は正直にすぐに対応してもらうことも迅速に終息させる際のカギなのです。
隠されたりごまかされたりしないほうが社会のためでもありますので。
昨日ネットでみかけた記事が参考になります。
「自称・当事者」や「当事者配慮者」からのクレームへの対処
"今やネットで得た情報をもとに糾弾・批判の電話やメールを関係者に入れる行為は娯楽・趣味と化している。電話代程度で自分が正義の世直し行為をしているかのような感覚に浸れるからである。あたかも当事者のことを慮っていることをアピールしたり、自分自身を強引に当事者に仕立て上げるようなテクニックを人々は繰り出し、クレームを正当化しようと努力をする。"
ネットには自称「正義の味方」「被害者の味方」「寄り添い系」が増えましたね。
当事者のほんとうの支援にはなっていない案件もあったり。
その人の自己承認や別の目的に利用されないようにすることも、被害者当事者の初期からの課題になります。
笑顔で近寄ってくる優しい言葉の人が本物の支援者か。
本来の問題解決を本当にのぞんでいるわけではないひとたちの言動に惑わされないような努力も必要な時代。
参考「公表について」 「公表」に関する裁判例・学説
残してもったいないとか、セールだからまとめて買っちゃおう!とかぎゅうぎゅうづめになっていたりしないでしょうか。
神奈川県でプレス発表のあった、冷凍メンチカツでのO157(ハイフンは間に入れませんよ)のアウトブレイクで懸念されるのは、
この「奥のほうに残って気づかれないまま」のものです。
報道で大騒ぎ!まあ怖い!となっても、じゃあ冷凍庫見直してみようとか、ストックしている棚をチェックとかなかなかできないものです。
ですから、アウトブレイクのピークの症例の山とは離れたところでぽつぽつと報告されたりもします。
それは患者からの2次3次感染か、冷凍庫や保存庫にあったものを食べて発症するひとだったりします。
食品関係での感染事案は広域化しやすい、拡大しやすいのが怖いので、早くアナウンスをすべきであります。
しかし、「かもしれない」段階での広報は、後から「違った」「濡れ衣だった」となったときに大きな損害が発生したことについての賠償責任も生じるので、「迅速に」VS「確認を待って」のせめぎあいになります。
「命のほうが優先に決まっているだろう!」と多くの人は思うでしょう。
それは当然です。
命は大事です。同時に、誰も悪意はないところで、関係者を袋叩きにする人たちもいます。
その結果、会社やお店はつぶれ、家族離散、誰かが自殺というような展開もあります。
このようなときは、「今すぐすべきこと」「努力できること」で皆で協力しあうこと、うっぷん晴らし的に悪意のない人たちを袋叩きにしたりしないことです。
こういった案件は正直にすぐに対応してもらうことも迅速に終息させる際のカギなのです。
隠されたりごまかされたりしないほうが社会のためでもありますので。
昨日ネットでみかけた記事が参考になります。
「自称・当事者」や「当事者配慮者」からのクレームへの対処
"今やネットで得た情報をもとに糾弾・批判の電話やメールを関係者に入れる行為は娯楽・趣味と化している。電話代程度で自分が正義の世直し行為をしているかのような感覚に浸れるからである。あたかも当事者のことを慮っていることをアピールしたり、自分自身を強引に当事者に仕立て上げるようなテクニックを人々は繰り出し、クレームを正当化しようと努力をする。"
ネットには自称「正義の味方」「被害者の味方」「寄り添い系」が増えましたね。
当事者のほんとうの支援にはなっていない案件もあったり。
その人の自己承認や別の目的に利用されないようにすることも、被害者当事者の初期からの課題になります。
笑顔で近寄ってくる優しい言葉の人が本物の支援者か。
本来の問題解決を本当にのぞんでいるわけではないひとたちの言動に惑わされないような努力も必要な時代。
参考「公表について」 「公表」に関する裁判例・学説