編集長は「出羽守(≒アメリカ「では」)ではありません。しかし、アメリカの感染症診療にも良いところがあります。
今日はそれをRemindしてくれる記事が「"What's New" in UpToDate」から送られてきました。
平たく言うと「皮膚の膿瘍に切開排膿に加えて抗菌薬は必要か?」という問題です。
答えは、この論文によると膿瘍のサイズが2cm以上ならば必要・・というものでした。
膿瘍=抗菌薬といった図式にはまりがちな現場に、古式豊かなI and D (Incision & Drainage)のみをもってくるなど、編集長的には好ましい論文だと思いました。しかも抗菌薬が経口第三世代セフェムでもカルバペネムでもない、サルファ剤ですから!
詳細は以下をどぞ
Talan DA, Mower WR, Krishnadasan A, et al.
Trimethoprim-Sulfamethoxazole versus Placebo for Uncomplicated Skin Abscess.
N Engl J Med. 2016;374(9):823.
今日はそれをRemindしてくれる記事が「"What's New" in UpToDate」から送られてきました。
平たく言うと「皮膚の膿瘍に切開排膿に加えて抗菌薬は必要か?」という問題です。
答えは、この論文によると膿瘍のサイズが2cm以上ならば必要・・というものでした。
膿瘍=抗菌薬といった図式にはまりがちな現場に、古式豊かなI and D (Incision & Drainage)のみをもってくるなど、編集長的には好ましい論文だと思いました。しかも抗菌薬が経口第三世代セフェムでもカルバペネムでもない、サルファ剤ですから!
詳細は以下をどぞ
Talan DA, Mower WR, Krishnadasan A, et al.
Trimethoprim-Sulfamethoxazole versus Placebo for Uncomplicated Skin Abscess.
N Engl J Med. 2016;374(9):823.