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Channel: 感染症診療の原則
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ICAAC online (Session 041)  新旧抗菌薬のpK/pD #2

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ICAAC online (Session 041)  新旧抗菌薬のpK/pD

本日も、新旧抗菌薬のpK/pD(Old and New Anti-Infective Agents from a Pharmacokinetic/Pharmacodynamic Perspective)です。

Fosfomycinが続きます。演者:Jason Roberts, PhD

#:pK/pD
・Controversialである。一般に時間依存性の意見が多いが・・
・感染部位によりpK/pDが異なるかも・・!!
・発表時点でpK/pD のIndexは??

#:Hollow-Fiber Infection Model (HFIM)
・編集長、馴染みの無い言葉でしたが・・
・Hollow fiber systemを用いたin vitroヒト血漿中濃度シミュレーションの事らしい。
・これによるDataが蓄積されつつあるとの事です。

#:重症ではpKが変わる・・
・これは抗菌薬一般で知られてますね・・例えば分布容量VDが増加などなど↓

・Lancet Infect Dis 2014;14:498-509

#:臨床的なReview CID 2008;46:1069-77
・肺炎、骨髄炎、髄膜炎、術後感染症、敗血症、腹膜炎・・全体として81%のCure率

#:結論
・重症感染症においてFosfomycinの投与を適正化可能か? <<多分Yes
・感受性Dataは使える
・多くの組織に到達
・今後、pK/pDのDataが蓄積される事を期待

タイトル写真:編集長 with 寺澤先生 & ハブ @沖縄県立中部病院ER

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