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Channel: 感染症診療の原則
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不活化ポリオワクチン 2012年2月

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サノフィが本日、不活化ポリオワクチンIPV(IMOVAX)の承認申請をしたそうです。こちらはIPV単独。

先日、阪大微研が申請したのは4種混合ワクチンです。三種混合(百日咳/ジフテリア/破傷風)+IPV。

(現時点での情報はここまで)

これで、いくつかのパターンができるのですが、医療者や保護者は間違えないようにしないといけません。

日本ワクチン学会で学んだ話:

1)これからうつよー、という場合。四種混合も選択可能。
2)えー、三種混合うっちゃったよ、という場合は、単独のIPVを接種。


ポリオも従来の三種混合も定期のワクチンなので自己負担なく接種が可能なはずです(基本)。

無料ならどれでもいいや!なのか、なるべく刺す回数を減らしたいから四種混合なのか。

三種混合+IPVの人は、次から四種混合でいいのか?

いいのか?が問題になるのは、使われているウイルスの種類が異なっているためです。

四種混合のほうはセービン株。これは世界でまだ使用実績がないために、日本のデータが初となるそうです。

世界的に実績のあるソーク株を使ったIMOVAXを輸入ワクチンとして接種した場合は、最後までそれを接種すべきなのか、途中でセービン株になっても効果は同じなのか?

報道より先に、医療関係者にガイダンスが流れるように。
早く保護者の負担が減るように、
医療機関での間違った接種がおきませんように。

他のメディアとは異なる視点で情報発信を続けているロハスメディカルの関連記事もぜひ。

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