編集長が経験した梅毒

「経験した梅毒（医師として・・）を列挙して週末を過ごせ・・」との指示が編集部よりありまして筆を執る編集長であります。

頭蓋内腫瘤　（ガマ腫でした・・　某駒G病院の症例検討会でスタッフのS先生がプレゼン）＠某駒G病院
脱毛　（数例あります・・円形脱毛っぽい感じのものも・・）＠東◎医大
虹彩炎　（2例：関西のA拠点病院からの相談＋α　性的に活動性のある方が「目の痛み」を訴えたら・・）
強膜炎　（新宿Hクリニックの眼科医経由・・）
視神経炎　（主訴は視力障害。眼球の他の部分は大正常・・＠某駒G病院
脳血管障害：これは多いな・・（髄膜を通過して脳を栄養する血管が、髄膜通過部位で炎症＞＞詰まる）。ある患者は、HIV感染症もありProtein SやCが欠損している事もある＠国立国◎医療センター
皮疹：一期、二期、梅毒で。特に手掌と足底に皮疹があれば・・結局、Rat bite feverという事もOCHであったが・・
粘膜疹：ペニスにカリフラワーみたいで無痛性。皮膚科医は悪性リンパ腫かヘルペス疑いました・・＠某駒G病院
口腔内潰瘍（一部は口唇に出来てHerpesみたいな・・）＠Kentucky大学
ガマ腫で硬口蓋に穴があき、ご飯を食べると鼻からご飯粒が・・＠某駒G病院
腎炎：ペニシリンでなおるから凄い。Kentucky大学で研修医の時にネフローゼがペニシリンで治った・・
肝炎：AlkalinePhosphatase上昇が強いのがKey.年に１回くらい症例検討会で・・最近は＠旭中◎病院で・・
直腸病変：昔の言葉でいうところのゲイBowelSyndromeですね・・＠国立国◎医療センター
関節炎（貴重なSkin/Joint Syndromeのひとつ）＠某駒G病院
骨膜炎：Paraneoplastic syndromeとの鑑別難でした　＠中◎労災病院
神経梅毒：恐らく、そうなのだろう・・と予想して治療します。＠Everywhere
脊髄癆：＠Kentucky大学で研修医時
脳梅毒：一応、痴呆のEvaluationの一環として　＠旭中◎病院
先天梅毒：直接の経験なし。編集部内のボスによる教育による　＠怖くて書けません