ICAAC2014　Online　心内膜炎の治療＃２

本日もManagement of Endocarditis: An Update

演者：ﾌﾗﾝｽはPontchaillow大学のPierre Tattevin先生の講演が続きます。
我々の通常の心内膜炎の治療のRoutineが、どのような時期に、どのような研究でEstablishされたかをReviewする素敵な発表です。

ﾀｲﾄﾙ：Shorter and Oral antibiotic regimens for endocarditis:Facts & Prospects　（短い、経口抗菌薬による心内膜炎の治療　事実と今後）

＃：疣贅へ移行は抗菌薬の種類による
（これらの研究は、ものによっては編集長の生まれる前。1950年代のものも・・）
・良いもの：FQ、Tobramycin
・良くないもの：ceftriaxone、penicillin：これら疣贅の中心ぶと周辺で濃度勾配がある
・酷いもの（The ugly）teicoplanin

Nathanson M, Liebhold R Annals Intem Med 1950
Cremieux AC et al. J Infect Dis 1989


＃：疣贅の中では細菌の代謝が変わっている（１）
・疣贅の深部では細菌の代謝が低下している。
・・測定方法は3H-alanineでマークしたウサギIEの連鎖球菌
Durack D.Beeson Pら Br J Exp Path 1972
・Duke criteriaのDurack先生の仕事なのですね・・
・そして、おそらくその師匠が著名なBeeson先生なのです・・
・そして、編集長が世話になっているStein先生もBeeson先生に師事したのでは・・

＃：疣贅の中では細菌の代謝が変わっている（２）
・他にも形態学的な変化から疣贅内の細菌の代謝の変化を考察する研究の紹介が続きます。
Trehel Cら　Microbial Pathogenes　1988