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Channel: 感染症診療の原則
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やはり難しい◎◎病院の症例

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朝7時にホテルのロビーで待ち合わせ、編集長は拉致されて病院へ行きました。

そこで待っていたのは、やはり難しい症例でした。

78歳男性。
主訴は発熱38度。・悪心・躯幹の皮疹。
既往に大動脈弁閉鎖不全+心房細動
処方:たくさん・・

家族の話では構音障害。

身体所見:
きつそう。
血圧OK、脈拍120、呼吸数30、酸素Sat96%
皮疹:


神経学的検査:non focal
胸部写真:OK、腹部CT:OK、
検査:CBC:WBC正常、血小板低下、生化学:肝機能がMildに異常。検尿:赤血球++、蛋白++
肺炎治療・・いまいち効果。
心不全の治療:いまいち効果。

皮疹は皮膚科医師によると「典型的」。ちなみに皮疹は手掌・足底にもありました。

1番大事な事:編集長は当たったの?

YES

(写真:PresenterのK先生、内科部長のS先生、感染症のK先生)

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