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Channel: 感染症診療の原則
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真菌の学問:最近の進歩;Fungi-Omics: Highlighting the Recent Advances

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ICAACOnlineの学び(2013) 本日は「真菌の学問:最近の進歩;Fungi-Omics: Highlighting the Recent Advances」

(間もなく、ICAAC2014の購入が出来ますので、そうしたらASAPで2014版に移りますね)

ちなみに・・Omicsとつくと「・・」の部分の学問、研究といった意味です。例えばGen omicsならば遺伝子の研究ですな・・

講師は以下の三名:
Pranab Mukherjee
Malcolm Whiteway
Mahmoud Ghannoum

#1:細菌叢でなくて、「真菌叢」
・抗菌薬の使用で正常「細菌叢」の変化は誰もが意識するところ。
・しかし、実際は様々なFactorで「真菌叢」も変化します。例えばテトラサイクリンの使用で膣カンジダ症・・てな具合です。
・実際、健常者の口腔内を検討すると驚くほどの真菌が住んでいる・・という話し。しかも、その1/3は培養不可能である。
・これからは真菌叢の変化も検討対象にすべし。

#2:どうしてHIV感染症では口腔カンジダが・・?
・真菌叢を検討すると健常者の口腔内にはPichiaやCladosporiumという真菌がいて、これがCandidaとAntagonisticに生きているのです。
・HIV感染者では、このPichiaなどが口腔内に居ない。ということはHIV感染症に合併するCandida症は、Pichiaなどの喪失の結果かな・・

(タイトル写真:編集長もトーマスも若かった・・変わらない・・昔から老けていた By Terasawa Prof.)

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