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Channel: 感染症診療の原則
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ICAACOnlineの学び 小児科のホットトピックス2013

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本日からHot Topics in Pediatric Infectious Diseases: 2013(小児科のホットトピックス)です。
もう2014年のICAACが始まる!!

演者は以下の先生がた
James Todd
John Bradley
Michael Levin, PhD

#1:TSSについて
1)政治とTSS
・最初、Relyという会社のタンポンのみが糾弾された(でもこれは、選挙におけるCDCの政治的な判断による判断)。他の会社のも問題だった。
・タンポン事件が認知される前からTSSの増加は始まっていた。

・原因は?

2)膿瘍と膣内は似る
・黄色ブドウ球菌の膿瘍の中は予想外に・・
pHは中性に近い、タンパク多い、嫌気性でなく酸素分圧高い、そしてCO2も高い!!

・膣内環境は生理で大きく変わる。(生理でない場合:PCO2高い+PO2低い;生理中:当然、タンパク量多い、PCO2高い、更にタンポン入るとPO2分圧上昇)
・すなわち生理中の膣は膿瘍内に似た環境になる。

3)抗体
・TSSの抗体を殆どの成人は持っている。当然、新生児も。その後受動的な抗体は低下し、定着した黄色ブドウ球菌によりTSSの抗体を成人は身につけていく。恐らく少女もタンポンを使い始める頃には抗体が出来ている事が多い、。

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