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ICAACOnlineの学び Cryptococcosis

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ICAACOnlineの学び Cryptococcosis

本日はCryptococcusです。正確な演題は「Cryptococcosis (C. neoformans and C. gattii: Tell Me about IRIS)」です。

講師はDavid Boulware、Tania Sorrell先生です。

恐らくHIV領域でもっとも恐れられているIRISはCryptococcusでしょう。勿論MACなども大変ですが・・

このPresentationでは、主としてHIV感染症に加えて移植や生物製剤周辺のIRISの紹介といった形になっています。

#:治療と免疫再構築の関係
1:Good:Cryptococcus髄膜炎にγIFを投与して、髄液のCryptococcusの量が速く低下
2:Bad:AspergillusにGCSFいれる。病変↑
3:Ugly:HIV感染症にHAART

#:免疫再構築の風景
・Aspergillusで好中球減少症が回復>>病変悪化>>でも死亡率は変わらない
・Candida肝膿瘍のSteroid使用したら急速な回復?(元凶はIRISか・・)
・Candin系はGlucan合成を阻害するが、このGlucanが炎症の元凶(Pro-inflammatory)なのでCandin系の成績が良い?
Legrand et al CID2008;46:696-
Cornely et al J Antimicrob Chemother 2007;60:363-
・妊娠が終わるとCryptococcusが悪くなる。(妊娠による免疫抑制が解除される)
Beeson Arch Intern Med. 1952;89:453
・TNFα阻害剤を膠原病に使用していたのに、中断を強いられて生じる新しい病態にはIRISか・・の可能性を考える。
Salmon et al Ann Rheum 2011;70:616-
Osawa et al Int J Infect Dis. 2010;14:436-

#:結論:
・IRISは大事
・病態は微生物VS宿主反応・・色々
・対処法:微生物の除去と崩れた免疫反応の是正
・すなわちART(芸術)だ!!

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