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Channel: 感染症診療の原則
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「Neisseria gonorrhoeae Hot Topics」#5

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ICAAC Onlineの学び、治せない淋病の続きです。

#1:セファロスポリンが効かない時には・・
・感染症専門医に相談
・培養して感受性を(NAATは感受性を教えない)
・CTRX250mg筋注+Azithromycin2g経口
・Partnerの治療を
・治療終了1週間後に治癒の証明(Test of cure)を

#2:代替治療法の案
・セファロスポリン投与の期間を延長
・セファロスポリンを最初IM,その後経口
・CTRX+Azithromycin(既述)
・Gentamicin240mgIM+Azithromycin2g PO
・Gemifloxacin320mg POとAzithromycin2g PO(これは経口のみ!)
・上記2ケの処方は肛門や咽頭の淋病にも有用のようだ・・
・副作用は嘔吐

#3:その他の代替治療案
・感受性をやって考える
・Cycling(患者に使用した抗菌薬と異なる抗菌薬をPartnerに使用)
・全く新しい薬剤(Gonococcal lipid A target, Efflux pump inhibitor, Host defense peptides)
・Solithromycin(第四世代のマクロライド:ケトライド)1200mgを一回投与

#4:今後の(現在も)問題
・医療従事者が陰部しか診療対象としてない。咽頭も直腸も忘れない
・耐性のサーベイランスが大事
・耐性の分子的メカニズムが不明
・耐性化を止める智恵が人間の理性に無い

#5:Take home messages
・Extragenital regionも忘れない
・再度Screeningを(3-6ヶ月後)
・Partnerも治療

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