セファロスポリンの話し、続きます。
本日からPresenterはI.M.Gould先生
(スコットランドの先生なのでセファロスポリンはケファロスポリンと発音)
#Brotzu教授(セファロスポリンの発見者)
・人付き合いが下手でいつも黒い服を着て暗い道を歩いていた・・
#セファロスポリンの人気(1992-2000)
・米国での外来での人気は変わらない
・欧州では、それほどでもない。セファロスポリンは濃い青で下から2番目。1番下の明るい青はペニシリン系。
(編集長の法則が正しいのも分かるグラフ:食事の美味しい南欧地域の抗菌薬使用量は高い)
・英国でも同様。セファロスポリン(黄色)は僅か
・でもインドでは違う・・(怖い)
#ガイドラインの影響など
・ガイドラインのお陰で第3世代セファロスポリンは「売れてる」
#興味深い文献
1)第4世代はAmpCでもOKの時も(Cefepim)PMID: 23759352
Tamma PD, Girdwood SC, Gopaul R
The use of cefepime for treating AmpC β-lactamase-producing Enterobacteriaceae.
CID2013
2)CEZはVCMよりもMSSA菌血症に良い17(昔から言われていたが再確認:編集長)
・でも、そのセファロスポリンもペニシリンには負けた・・
(まあ、ペニシリン感受性の黄色ブドウ球菌ですが・・)
3)CA-MRSAで有名な米国でも蜂窩織炎(膿瘍無し)にはCephalexin(ケフレックス)で十分。CA-MRSA用のバクタなど加えなくても行ける!!
PMID: 23457080
Pallin DJ1, Binder WD, Allen MB,
Clinical trial: comparative effectiveness of cephalexin plus trimethoprim-sulfamethoxazole versus cephalexin alone for treatment of uncomplicated cellulitis: a randomized controlled trial.
Clin Infect Dis. 2013 Jun;56(12):1754-62
4)動物に対する使用が耐性化に拍車(昔から)
・ヨーロッパでも第3世代セファロスポリンが効かないKlebsiellaの割合が増加。特に南欧で。(編集長の法則どおり)
切りが無いので今日はここまで。編集長出かけないと。。
本日からPresenterはI.M.Gould先生
(スコットランドの先生なのでセファロスポリンはケファロスポリンと発音)
#Brotzu教授(セファロスポリンの発見者)
・人付き合いが下手でいつも黒い服を着て暗い道を歩いていた・・
#セファロスポリンの人気(1992-2000)
・米国での外来での人気は変わらない
・欧州では、それほどでもない。セファロスポリンは濃い青で下から2番目。1番下の明るい青はペニシリン系。
(編集長の法則が正しいのも分かるグラフ:食事の美味しい南欧地域の抗菌薬使用量は高い)
・英国でも同様。セファロスポリン(黄色)は僅か
・でもインドでは違う・・(怖い)
#ガイドラインの影響など
・ガイドラインのお陰で第3世代セファロスポリンは「売れてる」
#興味深い文献
1)第4世代はAmpCでもOKの時も(Cefepim)PMID: 23759352
Tamma PD, Girdwood SC, Gopaul R
The use of cefepime for treating AmpC β-lactamase-producing Enterobacteriaceae.
CID2013
2)CEZはVCMよりもMSSA菌血症に良い17(昔から言われていたが再確認:編集長)
・でも、そのセファロスポリンもペニシリンには負けた・・
(まあ、ペニシリン感受性の黄色ブドウ球菌ですが・・)
3)CA-MRSAで有名な米国でも蜂窩織炎(膿瘍無し)にはCephalexin(ケフレックス)で十分。CA-MRSA用のバクタなど加えなくても行ける!!
PMID: 23457080
Pallin DJ1, Binder WD, Allen MB,
Clinical trial: comparative effectiveness of cephalexin plus trimethoprim-sulfamethoxazole versus cephalexin alone for treatment of uncomplicated cellulitis: a randomized controlled trial.
Clin Infect Dis. 2013 Jun;56(12):1754-62
4)動物に対する使用が耐性化に拍車(昔から)
・ヨーロッパでも第3世代セファロスポリンが効かないKlebsiellaの割合が増加。特に南欧で。(編集長の法則どおり)
切りが無いので今日はここまで。編集長出かけないと。。