ICAAC Onlineの学び、「Hot Topics in Vaccines」続きます。というか今日で終わり。
Speakersは以下の方々です。
Miriam Sturkenboom
Robert Frenck
Federico Martinon-Torres
Adam Finn
#1:ロタウイルスのVaccine
・Vaccineによる腸重積のリスク Vs. ロタウイルスによる下痢の被害の定量化
・基本的に腸重積のリスクよりも、ロタウイルスによる被害のほうが大きい。
・早い時期(6週から14週)に接種すると腸重積のリスクは、あまり大きくない。これより後になると駄目。
#2:百日咳の無細胞ワクチン
・Acellular Vaccineの効果は持続しない(最後の接種から3年程度で低下)
・もっと多く・頻回の接種が必要かも
#3:ノロウイルスNorovirus(NoVと省略)
・食中毒の最多原因のひとつ。社会的にも大変
・集団発生のみならず単発例にも関与
・遺伝的にFUT-2gene(Secretor)が無い人には病気が起きない。
・ノロウイルスは研究しにくい。培養できないし、良い動物モデルもない。研究するなら人間対象に。
・実験したら、そこそこ有効。しかし実験に使った株は、実際に現場で問題生じているG?.4型ではないので交差防御が、どの程度期待できるか不明。
#4:髄膜炎菌 血清型Bのワクチン(4CMenB)
・Bのワクチンは作るのが難しかったのです!! やっと来た!!
・免疫源性あり
・今のところ安全のようだ
・それなりの副作用あるが、予想範囲内。
・他のワクチンと併用可能。
・詳細は以下の論文をどぞ・・
Vesikari T, Esposito S, Prymula R, Ypma E, Kohl I, Toneatto D, Dull P, Kimura A; EU Meningococcal B Infant Vaccine Study group.
Immunogenicity and safety of an investigational multicomponent, recombinant, meningococcal serogroup B vaccine (4CMenB) administered concomitantly with routine infant and child vaccinations: results of two randomised trials.
Lancet. 2013 Mar 9;381(9869):825-35.
PMID: 23324563
Speakersは以下の方々です。
Miriam Sturkenboom
Robert Frenck
Federico Martinon-Torres
Adam Finn
#1:ロタウイルスのVaccine
・Vaccineによる腸重積のリスク Vs. ロタウイルスによる下痢の被害の定量化
・基本的に腸重積のリスクよりも、ロタウイルスによる被害のほうが大きい。
・早い時期(6週から14週)に接種すると腸重積のリスクは、あまり大きくない。これより後になると駄目。
#2:百日咳の無細胞ワクチン
・Acellular Vaccineの効果は持続しない(最後の接種から3年程度で低下)
・もっと多く・頻回の接種が必要かも
#3:ノロウイルスNorovirus(NoVと省略)
・食中毒の最多原因のひとつ。社会的にも大変
・集団発生のみならず単発例にも関与
・遺伝的にFUT-2gene(Secretor)が無い人には病気が起きない。
・ノロウイルスは研究しにくい。培養できないし、良い動物モデルもない。研究するなら人間対象に。
・実験したら、そこそこ有効。しかし実験に使った株は、実際に現場で問題生じているG?.4型ではないので交差防御が、どの程度期待できるか不明。
#4:髄膜炎菌 血清型Bのワクチン(4CMenB)
・Bのワクチンは作るのが難しかったのです!! やっと来た!!
・免疫源性あり
・今のところ安全のようだ
・それなりの副作用あるが、予想範囲内。
・他のワクチンと併用可能。
・詳細は以下の論文をどぞ・・
Vesikari T, Esposito S, Prymula R, Ypma E, Kohl I, Toneatto D, Dull P, Kimura A; EU Meningococcal B Infant Vaccine Study group.
Immunogenicity and safety of an investigational multicomponent, recombinant, meningococcal serogroup B vaccine (4CMenB) administered concomitantly with routine infant and child vaccinations: results of two randomised trials.
Lancet. 2013 Mar 9;381(9869):825-35.
PMID: 23324563