マラリアの予防（ホメオパシーはだめよ）

あらためてマラリア予防の話を勉強しています。


流行地（行くとリスクが発生する地域）に行くときは、防蚊対策をしていきます。
行く人にはその助言をします。

肌を出さない（長袖長ズボン）
虫よけ

このあたりは基本中の基本です。

虫よけは日本のは微弱なため、DEETの％が高いものを空港や現地の薬局で購入します。
蚊取り線香類は効果は期待できるかわかりません。


お金はかかりますが、防御レベルをあげるには、マラリアの予防内服薬、蚊帳（モスキートネット、ベッドネット）、特別な洋服やネットを検討します。


マラリア予防については、最近の感染症系ドクターはよく勉強しているので選択肢や説明上の注意事項もよくご存知です。

しかし、医師や旅行会社、ツアー主催者に説明してもらえないと、無防備のままでかけて感染・発症！なんてこともおこりえます。

この事例とか、大変残念ですよね。

「熱帯熱マラリアの２例―同一グループ内での複数発症事例」　(IASR Vol. 34 p. 235: 2013年8月号)


また、副反応がこわかったらホメオパシーでの予防でもいいですよ的に書いているツアーの案内がありました(--;）。

ええ。行先は西アフリカです。こわい。


ホメオパシーとマラリアについて。

ホメオパシーの被害に詳しく紹介されています。


海外では、マラリア予防等にホメオパシーを使用しないようアナウンス。

Advice against the use of herbal and homeopathic remedies to prevent malaria

ホメオパシーって何？な方は検索してみてください。

処方する人はホメオパスといわれています。西洋医学や予防ワクチン否定することが多いとされています(実際には個人差あり）。

Vaccine Free: Homeopathic Alternatives to Vaccination

Phosphorus for Hepatitis A
Eupatorium perfoliatum for Dengue fever
Crotalus horridus for Yellow fever or Dengue Hemorrhagic fever or severe Cholera
Baptisia for Typhoid
Pyrogenium for septic conditions
Camphora, Cuprum or Veratrum album for Cholera, or Crotalus horidus, or Arsenicum depending on symptom presentation if disease is active.
Pulsatilla for Measles


Malaria nosode for malaria
Typhoidinum for typhoid
Yellow fever nosode for Yellow fever
Dengue fever nosode for Dengue
Cholera toxin nosode for Cholera

といったかんじです。

どれだけマラリアが怖いかについては短時間で伝えることは難しいです。


ネットつきの防止は陸上自衛隊の訓練見学にいったときにミリタリーデザインのものを購入しました。

虫よけネット付き日よけ帽子ニーズ


この服は持ってませんが、患者さんからはよく質問を受けます。

インセクトシールド 虫除け メッシュパーカー 男女兼用 ガーデニング 防虫 ライトグレー #HIK60057メーカー情報なし


これはほしい。安いお宿にとまったときに、ぶーんぶーんと蚊の音がして悲しくなったことがあるから・・・。

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