ICAAC Online、大腸菌の話し続きます。
#1:ST131株の疫学
・問題のST131株は「凶暴で耐性」の性質を持つ株です。
1)市中CA 対 医療関連HA
・ST131株、とくにST131H30株は市中よりも医療関連感染症で優位に多い。↓
2)年齢分布
・各年齢層に均等に分布しているわけでなく、高齢になるほど問題を起こす割合が増えていくのです。以下のグラフでは黄色がST131H30で、加齢と共にその割合が増えて行きます。↓
3)動物、食肉の耐性菌
・鶏肉との大腸菌と人間のそれは共通点多い
・但し問題のST131株は食肉よりも人間の便に圧倒的に多く認められる
本日で感染力Transmissibilityの話しは終わり。次回からはColonization fitness定着力(?)の話し
#1:ST131株の疫学
・問題のST131株は「凶暴で耐性」の性質を持つ株です。
1)市中CA 対 医療関連HA
・ST131株、とくにST131H30株は市中よりも医療関連感染症で優位に多い。↓
2)年齢分布
・各年齢層に均等に分布しているわけでなく、高齢になるほど問題を起こす割合が増えていくのです。以下のグラフでは黄色がST131H30で、加齢と共にその割合が増えて行きます。↓
3)動物、食肉の耐性菌
・鶏肉との大腸菌と人間のそれは共通点多い
・但し問題のST131株は食肉よりも人間の便に圧倒的に多く認められる
本日で感染力Transmissibilityの話しは終わり。次回からはColonization fitness定着力(?)の話し