PPIとCDIとその周辺
依然としてSession038からの学びです。演者はこれまた薬剤師Gordon先生@シカゴのVA病院
PPIとCDIは関連があると言われているが、本当の原因なのか他のIssueのSurrogateなのか・・?
その再検討。後ろ向きにHigh risk antibx(三世代セフェム、FQ、CLND)と呼ばれている抗菌薬が60日以内に処方されている人でPPIあると無しでCDIのおきかたが違うか・・というデザイン。対象患者数>2万人
一応、CIDと相関・リンクしていたのはHigh risk antibx全体でしたが、
特にCiprofloxacinとCLNDはPPIのあるとなしとでCDIのおきかたの有意な差があるという事です。
研究の問題としては以下のようなものが・・
#1:CDIの発見方法がEIAからPCRに変わった事により感度が変化している。
#2:多変量解析してないのでもしかしたら、本来の問題は隠れているだけかも(例:PPIありは重症の表現とか・・)
#3:他の検討対象となっていない薬剤の関与もありかもしれない
ということで、結論はPPIの使用とCDIに相関はあるので、より検討が必要。
(写真:Gerald Stein先生と編集長のCollaboration@中部労災病院。TopicはBite wound)
依然としてSession038からの学びです。演者はこれまた薬剤師Gordon先生@シカゴのVA病院
PPIとCDIは関連があると言われているが、本当の原因なのか他のIssueのSurrogateなのか・・?
その再検討。後ろ向きにHigh risk antibx(三世代セフェム、FQ、CLND)と呼ばれている抗菌薬が60日以内に処方されている人でPPIあると無しでCDIのおきかたが違うか・・というデザイン。対象患者数>2万人
一応、CIDと相関・リンクしていたのはHigh risk antibx全体でしたが、
特にCiprofloxacinとCLNDはPPIのあるとなしとでCDIのおきかたの有意な差があるという事です。
研究の問題としては以下のようなものが・・
#1:CDIの発見方法がEIAからPCRに変わった事により感度が変化している。
#2:多変量解析してないのでもしかしたら、本来の問題は隠れているだけかも(例:PPIありは重症の表現とか・・)
#3:他の検討対象となっていない薬剤の関与もありかもしれない
ということで、結論はPPIの使用とCDIに相関はあるので、より検討が必要。
(写真:Gerald Stein先生と編集長のCollaboration@中部労災病院。TopicはBite wound)