昨晩は札幌市内で薬剤師の方を対象に「感染症診療の原則」のLectureをしました。
90分、広い会場のどなたも居眠りすることもなく聴いて下さいました。
改めてお招き下さった関係の方、特に札幌東T病院・武田先生はじめ関係の方に感謝致します。
お受けした質問もレベルの高いものが多く、この地域の薬剤師の方の熱心さがうかがわれました。
例を挙げると・・:
1)動脈血ガス分析の読み方:「一見ガスが改善しているようだが、人工呼吸器の設定に変更はないのか・・」
2)院内感染症サーベイランスに用いる定義とその特異性について:院内感染サーベイランスにおける肺炎診断 VS 臨床的な肺炎診断のDiscrepancy:特異性を犠牲にしてもサーベイランスの定義をぶれる事なく使用続ける事の是非。
3)サンフォードマニュアルの投与量に対する素朴な疑問・・など
また、是非お伺いしたい・・と思わされた会でした。
関係者の皆様、ありがとうございました。
(写真:ホテルの窓から見えた札幌の空。レンブラントのようだ・・)