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Channel: 感染症診療の原則
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マニュアルを見直そう: 針刺し・曝露事故のHIV薬投与について

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HIVの針刺しなどの曝露後予防については、ICTがマニュアルをつくっていると思います。

どこかの病院のものをパクりつつ作られることが多いですが、その大元になっているのは米国CDCや英国のガイドラインです。

米国のものは2005年版でしたが、2013年9月号のオンライン版でアップデート版が公開されました。

TDF/FTC+RAL

を推奨。

関係者には「らる」、とよばれているラルテグラビル(商品名アイセントレス/MSD)

日本にもある薬です(マニュアル変更はお早めに)
他の薬剤に比べウイルス抑制が早い
食事の影響を受けるHIV薬が多い中、食事と関係ない
相互作用が少ない

というメリットがあります。

針刺しなどの曝露事故をしたらなるべく早く一回目を投与、ですが、患者さん含めて採血をしたり女性なら妊娠検査が必要なひともいたりとけっこうバタバタします。

定期的に職員啓発をし、専門病院以外のICTは、近隣のどの病院(の誰のところに)にいけば薬をもらえるのか確認しておくことが重要です。

むかーしむかし、
働きながらIndinavir、水2リットルで4週間頑張った時代が懐かしい。

Updated US Public Health Service Guidelines for the Management of
Occupational Exposures to Human Immunodeficiency Virus and Recommendations
for Postexposure Prophylaxis

Infection Control and Hospital Epidemiology  Vol. 34, No. 9, September 2013 http://www.jstor.org/stable/10.1086/672271?origin=JSTOR-HTMLeTOCAlert&&


Sax先生の解説を読んでから、本ガイドラインを読むとたいへんわかりやすい
http://blogs.jwatch.org/hiv-id-observations/index.php/occupational-post-expo
sure-prophylaxis-pep-guidelines-updated-and-they-are-clear-and-sensible/2013
/08/07/

このまえは2005年版だったんですね。
http://aidsinfo.nih.gov/contentfiles/HealthCareOccupExpoGL.pdf

日本にはないガイドラインですが、職業以外での(性行為含めての)PEP
http://aidsinfo.nih.gov/contentfiles/NonOccupationalExposureGL.pdf

東京都 平成23年 一般医療機関向け資料
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/koho/kansen.files/23-2manyual.pdf

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