恐らく学会で最もEye catchingなのが「Top papers」といったタイトルではないでしょうか?
暫くICAACDVDの学びは、感染管理の世界のTop papersの紹介とします。
本日は基本的に手術時間が短いとSSIが減るので、「手術時間を短くする工夫」的なPaperが続きます。
1:ML Brownら
Am Surg 2011;253:385-
昼間の手術は、夜の手術よりも短い、
2:LAI-Hakim
Surg Endosc 2011;25:3385-
内視鏡手術の準備の良さは短い手術時間につながる
3:LD Procterら
J Am Coll Surg 2010;210:60-
一般外科の手術時間が長いとSSI増加
4:RA Forseら
Surgery 2011;150:771-
チームワークを訓練で良くすると手術時間が短くなるが、訓練しないと元にもどる
5:AE Andersson
AJIC Jan28にEpub
手術場の空気中の菌の量(CFU/m3)は手術室内の人の数とドアの開け閉めの回数と手術時間に関係。ドア開閉の1/3は不要。
極めて素朴で介入がしやすそう。しかし現実は厳しい・・
(写真:レンズ沼に棲息するカメラ小僧と自らを称するDR.Sの作品)