〜学会報告に向かない症例の検討〜
第2回AIDS/HIV Green Onion(AGO)
を致しました。青木は、いつもの「さらし者」役
日時: 2013年7月13日(土) 15:00 〜 18:25
会場: 丸ビルホール&コンファレンススクエア 7F 丸ビルホール
主訴は無い・・という開始。
「そそそ、それは無いでしょう・・」と食い下がると
実は「本人は無症状でしたが、健康診断で左の上肺野に異常陰影を指摘」が主訴でした。
「なんだ、あるではないか!!・・」
しかし確かに本人的には主訴は無い・・
ここで感染症コンサルタントの本領が発揮されました。
影があるのに症状が無いから鑑別はSlow processの病態。だから候補は
1:TB、Fungus(Cryptococcus)
2:Neoplastic的:KS、NHL、Lung cancer
正解はKSでした。
東京医大の村松先生は次世代のHopeのお一人ですが、曰く
「青木先生の出だしに痺れました・・」
そーそー痺れなさい。もはや感染症コンサルタントが出しゃばるのも終わりですから・・
参加者のMajorityが受け持ち患者数100名以上という時代の移り変わりを物語る様相であった事も追記致します。
(写真:さらし者コンサルタント)