入院して退院というプロセスは一般の方には「一度限り」のEventというImageが多いと思います。
でも弱い病人は病院で直して退院しても、以前として「弱い」人である事が圧倒的に多いのです。
このような方は入院・退院・再入院・退院・再入院のサイクルを際限なく繰り返す事が多く、Modern medicineにとり大変に大きな負担になっています。
98歳の方の誤嚥性肺炎を治療し、退院して頂く、2週間後には新たな誤嚥性肺炎で再度入院・・という事になるでしょう。
ワクチンや学校給食が不十分なままで放置される一方、今後、社会的生産性の点からは「支える」サイドというよりも圧倒的・一方的に「支えてもらう」サイドの方への支援のさじ加減を再考する時期が間違いなく来ています。
限られた医療資源の配分の意味から言っても大きな国民的課題でしょう。
そんな事を考えさせるPBSの番組をご覧下さい。Seven Tips for Staying Out of the Hospital After You Leave
http://www.pbs.org/newshour/rundown/2013/06/seven-tips-for-staying-out-of-the-hospital-after-you-leave.html
(写真：今日も前線で戦う。そして過日は某スタジオでも戦ってくれた戦友Y先生)