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Channel: 感染症診療の原則
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空飛ぶ感染症 と その周辺(水痘)

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飛行機に感染症の人を乗せるか載せないかは、最後は機長が決定権を持っています。
乗客の安全に責任をおっているからですね。

で、みなさん的にはどうですか。

HIVとか一緒にいても周囲にうつりませんが、空気感染や飛沫感染でうつる感染症は困りますね。

結核の患者さん。
多剤耐性結核の患者さん。
超多剤耐性結核の患者さん。

麻疹、水痘、風疹あたりはどうですか。

仮に、機長がOKとして、みなさんやみなさんのお子さんの近くに座ったらいかがですか。
まあ、潜伏期間の問題もありますので、平時からワクチンを大切にするなどの努力をするのが一番なのですが。

機内や待合室で曝露・・・ということはときどき国際的なニュースにもなります。

マレーシアで、水痘疑いで搭乗拒否になったというニュースがありました。

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水痘感染疑いの母子、エアアジアの搭乗拒否が波紋(マレーシアナビ 2013年05月22日)

水痘に感染していることを理由に、母子がエアアジア便への搭乗を拒否される出来事があった。居合わせたTV3のプロデューサーがエアアジア批判のブログを書いたために騒ぎが拡大、結局、水痘の疑いが晴れたとして母子は翌日、マレーシア航空便に搭乗することができたという。

検疫で引っ掛かったのはイザンさん(36)と生後14カ月の女児。18日にベトナムのホーチミン空港で同空港専属の医師から水痘感染の疑いが高いと告げられたことから、エアアジアの地上職員が他の乗客への感染防止のためとして搭乗を拒否した。

イザンさんの親族は、エアアジアが航空券の払い戻しに応じなかったことやイザンさん母子のその後の支援をしてくれなかったことに不満をぶちまけている。これに対しエアアジア側は搭乗拒否は規則に則ったものであり、母子のためにホテルや移動手段の手配などを行なったと主張している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、5月20、21日)
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病院で曝露事故が起こるとそりゃ大騒ぎになります。
もともとの病気や治療によっては死ぬリスクもありますからね。



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