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Channel: 感染症診療の原則
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「長州医新」 山口大学医学生と素敵な先輩達

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闘魂クラスターの先生たちが、医学生に熱い血潮を注ぎ込んでいます。

先日、都内で東京GIMなる集まりがありましたが、終わったのが22時(金曜日でしたけど)、そこにいたTaro先生がにっこり「明日はフグ食べに山口に行くんですよ」といいました。

へ〜。ふぐ?山口?

一緒にいくメンバーを聞きました。

えー野郎ばっかりで山口ツアーって、それ何?と疑いの視線を向けたところ、実は山口大学の医学生らが企画した勉強を手伝いに遠征をするのだということでした。

え?スポンサーなんかいませんし、この熱いお兄さん達は自腹で山口の医学生を熱くしに出かけるわけですよ。でも仕事じゃなくって、「フグ食べにいくんです」ってノリがいいですよね〜。すてき〜と話をしていたのですが、0時すぎまでご飯たべていて、朝6時に羽田って強行スケジュールにびっくりです。

(若いわ・・・)

企画の中心となったのは医学部5年生。題して「長州医新」



遠征メンバーは、DCCの忽那先生(山口大学医学部のOB!)、大阪から東京に来て、そこから山口に行くことになったまつけん先生、練馬のTaro先生、関西から向かったのは佐田先生、北先生、平島先生と6名。

参加した学生は(なんと!)1年生から(国試前の)6年生まで、医学生が70名!すごいですね〜。

主に山口大学の学生とのことですが、産業医大、長崎大学、島根医科大学などからも学生さんが参加。
いいですね〜。

おーこんなに!



実際どんなことをやったのか?教えていただきました。

忽那先生、北先生、まつけん先生野担当は「感染症外来ワークショップ」。



年齢と主訴だけ分かっている症例12個のうちから7チームそれぞれが1つ選び、病歴の問診や身体診察、検査などから感染のフォーカスと病原微生物を突き止めていく、というもの。

模擬患者はあらかじめシナリオを渡しておいて学生さんが担当(にやにや)。

たろ先生のランチョンは、キャリアについてのお話。
これまでの経歴についての話をしていただき、その後TdPでもされているVERSARCH。

佐田先生は診断推論についてのレクチャー、平島先生は市立堺病院でされているフィジカルクラブを担当。

う。濃厚ですね〜。

ちなみに・・・・「フィジカルクラブは男性の参加者は全員上半身ハダカになって聴診しまくるという、だんじり祭のようなレクチャー」だそうです。(どきどき♪ え、ちがう?)


うちでもやってみようかな?と思ったら参考にしてください.

08:00〜08:30 受付
08:40〜Opening
08:55〜09:20 Ice Breaking (班内の自己紹介)
09:30〜12:05 感染症ワークショップ(忽那、まつけん、北)
12:15〜13:05  ランチョンセミナー 〜医師のキャリアについて〜
       「そうだ、志水太郎先生に聞いてみよう!」
13:15〜14:45  佐田 診断学について
14:55〜16:25  志水 VERSARCH  (Visual ER Simulation ARCHives)
16:35〜18:05  平島 身体診察〜心音〜
18:05〜 Ending・記念撮影
19:00〜   懇親会

講師の先生方♪:
忽那賢志(国立国際医療研究センター 感染症内科/国際感染症センター)
佐田竜一(天理よろづ相談所病院 総合内科)
松本謙太郎(国立病院機構大阪医療センター 総合診療科)
北和也(阪南市民病院 総合診療科)
志水太郎(練馬光が丘病院GIMホスピタリストディヴィジョン)
平島修(市立堺病院 総合内科)





各地の取り組みをまた紹介させていただきます〜

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