感染症を学ぶ際に、疫学や統計の基礎的な訓練は不可欠なのですが、自分でデザインしたり英語で論文発表したりといったレベルの仕事をするときには、最初からチームの中にその専門家にはいっていただく、、、というのが通常法方法になります。
日本では生物統計学のスペシャリストを院内や大学に専従で置いて研究者のサポートをしているところがどれくらいあるのかわかりませんが、まずは自分で全体像や基本的な概念を知ることが重要だと思います。
最近Twitterで気になっているのは、StatsGuild。アカウントも @StatsGuild です。
e-ラーニングがとてもリーズナブル。
生講義では、「医療従事者のための分析1〜3」を受講してみたいですね。
おさらいをしたらさらにその先も学びたくなります(苦手だけど)。
統計数理研究所でも公開セミナーをやっています。
HPをみると、難しくて歯が立たない感じがするのでいつもポスターをながめておわっています(涙)。
本日、国立保健医療科学院にいらしゃったときに講義を受けさせていただいた丹後先生が、新たに始められた統計関係のセミナーがあることを知りました
http://www.medstat.jp/
今年度、すでに終了しているセミナーもありますが、これから参加なものもあります(^^)。
本格的なRCTのコースも開講されます(入試あり)http://medstat.jp/advrct/openh25.pdf
下記の参加費の一部は震災支援に寄付、というのも新しい形のセミナーかも。
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メタ・アナリシス入門 ― R によるメタ・アナリシスの実践 −
http://medstat.jp/seminarinfo/seminar2h24.pdf
講師:山岡和枝( 帝京大学公衆衛生大学院 )
丹後俊郎( 医学統計学研究センター )
日時:平成24 年6月29 日(金) PM1:15 〜 PM4:45
会場;
汐留イタリア街東京茶業会館 8F東茶協ホール
EBM に基づいた医療の実践において、メタ・アナリシスは2つの意味で重要です。1つは新たな臨床研究を行う前に効果の指標(effect size) の決定やサンプルサイズの設定のための情報を得ることを目的とした分析であり、臨床試験のプロトコルを作成する前に実践するものです。2つめはエビデンスを高めることを目的として, 情報の集約を行うものです。いずれの場合にも、システマティック・レビューとメタ・アナリシスを行い、類似の臨床研究データを収集し、あるパラメータに関して統計的に解析するものですが、どちらかというと後者では幅広く、質の高い分析が求められます。
本セミナーでは、比較的初心者の方を対象として、主に以下の内容について解説し、基本的なメタ・アナリシスの手法について理解し、分析をR を使って行い、報告できるようになることを目指します。
・システマティック・レビューとメタ・アナリシスとは何か
・PubMed 検索式を用いたシステマティック・レビューの実践
・基本的なメタ・アナリシスのモデル: 母数効果モデル、変量効果モデル、ベイズモデル
・フォレストプロットとファネルプロット
・QUORAM とメタ・アナリシスの論文の書き方
・PubMed とR を用いた実践
会場で実習も試みたい受講者は、PC(電源はありませんので、バッテリーは十分に) を持参していただくとと
もに、次のソフト、プログラムを事前にダウンロードしておいて下さい。
R : http://www.r-project.org/
セミナーで解説する応用事例のRcode : http://www.medstat.jp/downloadmetaRcode.htm
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空間疫学−疾病の集積性を検出する統計学的方法とその実際−
詳細:http://medstat.jp/seminarinfo/seminar3h24.pdf
講師:丹後俊郎( 医学統計学研究センター )
日時:平成24 年8 月10 日(金) PM1:20 〜 PM4:40
会場:汐留イタリア街東京茶業会館 8F東茶協ホール
疫学は疾病の分布を記述しその原因を探る学問である。つまり、ある疾病の発生の時間(地域、
あるいは、要因別) 分布を観察し、他と比べて`` 通常期待される頻度よりかなり多い’’ 「疾病の集
積(クラスター)」を観察することからその原因究明の研究が開始される。しかし、偶然変動により見
かけのクラスターが生じることも少なくない。また、「ある地域にある疾病が多いのでは?」という 報道
(Reported Cluster) の解釈は慎重でなければならない。つまり、実際の疫学研究では、観察され
た疾病の集積性が偶然変動か否かを見極める統計学のセンスが必要となる。
本セミナーでは、研究デザインに応じた疾病集積性検出のための最新の統計手法を解説するととも
に、統計ソフトR、FleXScan を利用した実データの解析の実演も行う。なお、会場で実習も試みた
い受講者は、PC(電源はありませんので、バッテリーは十分に) を持参していただくとともに、次のソフト、
プログラム、データなどを事前にダウンロードしておいてください。
R:http://www.r-project.org/
FleXScan :http://www.niph.go.jp/soshiki/gijutsu/download/flexscan/index_j.html
統計手法の関数:http://www.medstat.jp/downloadrfunctions.html
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新版 医学への統計学 (統計ライブラリー)朝倉書店
メタ・アナリシス入門―エビデンスの統合をめざす統計手法 (医学統計学シリーズ)朝倉書店
日本では生物統計学のスペシャリストを院内や大学に専従で置いて研究者のサポートをしているところがどれくらいあるのかわかりませんが、まずは自分で全体像や基本的な概念を知ることが重要だと思います。
最近Twitterで気になっているのは、StatsGuild。アカウントも @StatsGuild です。
e-ラーニングがとてもリーズナブル。
生講義では、「医療従事者のための分析1〜3」を受講してみたいですね。
おさらいをしたらさらにその先も学びたくなります(苦手だけど)。
統計数理研究所でも公開セミナーをやっています。
HPをみると、難しくて歯が立たない感じがするのでいつもポスターをながめておわっています(涙)。
本日、国立保健医療科学院にいらしゃったときに講義を受けさせていただいた丹後先生が、新たに始められた統計関係のセミナーがあることを知りました
http://www.medstat.jp/
今年度、すでに終了しているセミナーもありますが、これから参加なものもあります(^^)。
本格的なRCTのコースも開講されます(入試あり)http://medstat.jp/advrct/openh25.pdf
下記の参加費の一部は震災支援に寄付、というのも新しい形のセミナーかも。
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メタ・アナリシス入門 ― R によるメタ・アナリシスの実践 −
http://medstat.jp/seminarinfo/seminar2h24.pdf
講師:山岡和枝( 帝京大学公衆衛生大学院 )
丹後俊郎( 医学統計学研究センター )
日時:平成24 年6月29 日(金) PM1:15 〜 PM4:45
会場;
汐留イタリア街東京茶業会館 8F東茶協ホール
EBM に基づいた医療の実践において、メタ・アナリシスは2つの意味で重要です。1つは新たな臨床研究を行う前に効果の指標(effect size) の決定やサンプルサイズの設定のための情報を得ることを目的とした分析であり、臨床試験のプロトコルを作成する前に実践するものです。2つめはエビデンスを高めることを目的として, 情報の集約を行うものです。いずれの場合にも、システマティック・レビューとメタ・アナリシスを行い、類似の臨床研究データを収集し、あるパラメータに関して統計的に解析するものですが、どちらかというと後者では幅広く、質の高い分析が求められます。
本セミナーでは、比較的初心者の方を対象として、主に以下の内容について解説し、基本的なメタ・アナリシスの手法について理解し、分析をR を使って行い、報告できるようになることを目指します。
・システマティック・レビューとメタ・アナリシスとは何か
・PubMed 検索式を用いたシステマティック・レビューの実践
・基本的なメタ・アナリシスのモデル: 母数効果モデル、変量効果モデル、ベイズモデル
・フォレストプロットとファネルプロット
・QUORAM とメタ・アナリシスの論文の書き方
・PubMed とR を用いた実践
会場で実習も試みたい受講者は、PC(電源はありませんので、バッテリーは十分に) を持参していただくとと
もに、次のソフト、プログラムを事前にダウンロードしておいて下さい。
R : http://www.r-project.org/
セミナーで解説する応用事例のRcode : http://www.medstat.jp/downloadmetaRcode.htm
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空間疫学−疾病の集積性を検出する統計学的方法とその実際−
詳細:http://medstat.jp/seminarinfo/seminar3h24.pdf
講師:丹後俊郎( 医学統計学研究センター )
日時:平成24 年8 月10 日(金) PM1:20 〜 PM4:40
会場:汐留イタリア街東京茶業会館 8F東茶協ホール
疫学は疾病の分布を記述しその原因を探る学問である。つまり、ある疾病の発生の時間(地域、
あるいは、要因別) 分布を観察し、他と比べて`` 通常期待される頻度よりかなり多い’’ 「疾病の集
積(クラスター)」を観察することからその原因究明の研究が開始される。しかし、偶然変動により見
かけのクラスターが生じることも少なくない。また、「ある地域にある疾病が多いのでは?」という 報道
(Reported Cluster) の解釈は慎重でなければならない。つまり、実際の疫学研究では、観察され
た疾病の集積性が偶然変動か否かを見極める統計学のセンスが必要となる。
本セミナーでは、研究デザインに応じた疾病集積性検出のための最新の統計手法を解説するととも
に、統計ソフトR、FleXScan を利用した実データの解析の実演も行う。なお、会場で実習も試みた
い受講者は、PC(電源はありませんので、バッテリーは十分に) を持参していただくとともに、次のソフト、
プログラム、データなどを事前にダウンロードしておいてください。
R:http://www.r-project.org/
FleXScan :http://www.niph.go.jp/soshiki/gijutsu/download/flexscan/index_j.html
統計手法の関数:http://www.medstat.jp/downloadrfunctions.html
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新版 医学への統計学 (統計ライブラリー)朝倉書店
メタ・アナリシス入門―エビデンスの統合をめざす統計手法 (医学統計学シリーズ)朝倉書店