「Complianceの関係でセミナー中に自社の製品の広告を入れなければならなくなった」ということで「若セミ」のスポンサーをお願いできなくなってしまったPfizer製薬の皆様、20年近くの間、本当にサポートをありがとうございました。多い時は参加者が2000-3000人も居て毎年医師になる人の1割くらいの方は見て下さっていた時期もありました。
病歴や身体所見、総合診療、救急、輸液・電解質・ガス分析、抗菌薬・・といった臨床医の土台作りが各医学部で十分ではない・・という認識で続けた「若セミ」ですが、今後、そのニードを再考したいと思っております。
各大学医学部の総合診療領域の教育が躍進し、医学部卒業生のMajorityが総合診療的な分野に進み、もう「若セミ」的土台作りは要らないね・・という事になれば店をたたみます。(「いつまでやってるんだ、早くたため!」という方も居られましたし・・)逆に本格派の総合診療は先細りにし、内実の伴わないナンチャッテタイトルをバラマキたいという圧力が強まっているのであれば、何らかの形で仲間と連携して行きたいと願っております。
まずは「Pfizer製薬への感謝」と御報告まで
(写真は丁度10年前の若セミのポスター。みんな若い)