厚生労働省と東京都は23日、改正感染症法に基づき、都内の医療機関に対して新型コロナウイルス患者を受け入れるよう要請する調整に入りました。(従わないと「名前を公表するぞ!」という”強制力”つき)これに対する編集長の素朴な感想は以下のとおりです。
“You can take a horse to the water, but you can't make him drink.”「馬を水辺に連れて行けても水を飲ますことはできない」という言葉です。
コロナを診たくないという医療従事者・医療機関にコロナの診療させるのは馬のことわざに近いのではないか・・名前の公表も強制力にはならないと思いました。理由↓↓・診ない施設が診療を断る「正統な理由」を作り上げるのは超簡単。・救急を断る施設が100-200もあるとき、そのうちの1医療機関として名前が出たところで、痛くもかゆくもない「みんなで渡る横断歩道」だから・・
今週、多くの人が自宅で酸欠で亡くなるでしょう。この悲劇を少しでも減らすとすれば短期的にはコロナを積極的に診ようとする医療従事者、医療機関の動きを行政がサポートすることだと思います。(=邪魔しない)具体的には、水を飲みたいと思っている馬の邪魔をしないこと、更に具体的には、
・酸素ステーションなどの設立を要件を緊急事態として緩める。そしてそこにワクチンの時のように医師・看護師などへの支払いを高額にして応募者が殺到するようする。・軽症から重症への移行を減らすためにロナプリーブを各施設が必要な時に必要なだけ使用できるように、入院でも外来でも一定程度の備蓄を可能にする。(少なくとも国内に何人分あるのかを秘密にしないで透明性を持ってオープンにする)・すでに過剰な業務負荷で機能不全になっている保健所が本来の業務に戻れるように、地域行政の責任者が英断で、別に統合本部を作りリーダーシップを発揮する人を置く。(上手くいっている地域にはリーダーが居てオペレーションがあります)
そのうえで埼玉医大の岡教授が言われるように、「パンデミック、災害医療の観点から、一部の病院、一部の診療科、一部の医師に負担が偏らないよう」にするのです。
タイトル写真はネットからhttps://www.google.com/maps/uv?pb=!1s0x884247296ecb86ed%3A0xd079bcc6ab4efb26!3m1!7e115!4s%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2Fproxy%2FBqBeKj9LMF7hHWk5dDcu5nxMuqdjKJ_pL_z6vor_yB_OAG0nfi-wHN2LuJQrTtlLhLbS3PDg54xXTcTd0WMg531kPuLGPpik_CZv2EBrdtdsbLl1v0C1lfjq6bj-AhcKCcu06oo5mzQJD48WsV8E8NcfqPhDvg%3Dw528-h352-k-no!5z44Kx44Oz44K_44OD44Kt44O844CA44Ob44O844K544OR44O844KvIC0gR29vZ2xlIOaknOe0og!15sCgIgAQ&imagekey=!1e1!2shttp%3A%2F%2Ft1.gstatic.com%2Fimages%3Fq%3Dtbn%3AANd9GcRb01JArItTSeE-O6Slf26Sh-o1R2efwUJ4n2D5PpXJ0ySxI7v7&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwjv1pGBx8jyAhVBEYgKHThnArIQoiowDnoECFkQAw