12/25のクリスマスも静かに終わろうとしています。この1年はコロナに仕事もプライベートも大きな影響を受けた方が多かったのではないでしょうか。
困難な時間も多かった、なぜこんな目に、、、といったこともいろいろありました。でも、身近に見守ってくれる人、あるいは組織の外で声をかけ励ましあえるひとたちもいました。気づく余裕がないところで、静かに見守ったり応援をしていてくれ人たちもいたのだと思います。
この記事をかくきっかけになったのは、毎年、青木屋 年末Partyで準備チームのリーダーをしてくれている織田先生が、SNSに素敵なお話を紹介されていたからです。
他の診療科の先生が、すれ違った時にこう声をかけてくださったそうです。「先生、年末年始に人手が足りなくて猫の手も借りたくなったら呼んでください。私家におりますので。」
じーんときますね。織田先生とその仲間の先生方は、自分たちの施設だけでなく、関連施設や他の地域のコロナ対応の応援もされています。
臨床の先生方は、そういったことを細かく外に話したりアピールしたりしない性格や業務だったりします。でも、地域の人や社会の人が聞いたら、「すごいなあ」「本業以外にこんなに感染症の対策を支えてくれているんだ」と驚愕の働きをされている方がたくさんいます。
メディアが不安を煽りネガティブな情報に偏った発信をしているなかで、本当はこうしたことも伝えて行かなくちゃと思う編集部活動です。
唐突ですが、、、下記は、有名な詩の日本語訳と元の英語です。作者はクリスチャンの方なので、ここでうたっているのは神様との関係です。孤独に置かれた、と思っていたけど、実は守られていた、というストーリーです。織田先生のお話を読んで思い出した詩でした。
心乱れることも多かった1年ですが、感謝の時間を持ち、残りの数日を大切に過ごしたいとおもいます。 久々の「休憩」ネタでした。
あしあと
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
マーガレット・フィッシュバック・パワーズ
翻訳著作権 Pacific Broadcasting Association
FOOTPRINTS
One night I dreamed a dream.
I was walking along the beach with my Lord.
Across the dark sky flashed scenes from my life.
For each scene, I noticed two sets of footprints in the sand,
one belonging to me and one to my Lord.
When the last scene of my life shot before me
I looked back at the footprints in the sand.
There was only one set of footprints.
I realized that this was at the lowest and saddest times in my life.
This always bothered me and I questioned the Lord about my dilemma.
"Lord, you told me when I decided to follow You,
You would walk and talk with me all the way.
But I'm aware that during the most troublesome times of my life there is only one set of footprints.
I just don't understand why, when I needed You most,
You leave me."
He whispered, "My precious child,
I love you and will never leave you
never, ever, during your trials and testings.
When you saw only one set of footprints
it was then that I carried you."
copyright(C)1964 by Margaret Fishback Powers
あしあと
マーガレット・F・パワーズ太平洋放送協会
困難な時間も多かった、なぜこんな目に、、、といったこともいろいろありました。でも、身近に見守ってくれる人、あるいは組織の外で声をかけ励ましあえるひとたちもいました。気づく余裕がないところで、静かに見守ったり応援をしていてくれ人たちもいたのだと思います。
この記事をかくきっかけになったのは、毎年、青木屋 年末Partyで準備チームのリーダーをしてくれている織田先生が、SNSに素敵なお話を紹介されていたからです。
他の診療科の先生が、すれ違った時にこう声をかけてくださったそうです。「先生、年末年始に人手が足りなくて猫の手も借りたくなったら呼んでください。私家におりますので。」
じーんときますね。織田先生とその仲間の先生方は、自分たちの施設だけでなく、関連施設や他の地域のコロナ対応の応援もされています。
臨床の先生方は、そういったことを細かく外に話したりアピールしたりしない性格や業務だったりします。でも、地域の人や社会の人が聞いたら、「すごいなあ」「本業以外にこんなに感染症の対策を支えてくれているんだ」と驚愕の働きをされている方がたくさんいます。
メディアが不安を煽りネガティブな情報に偏った発信をしているなかで、本当はこうしたことも伝えて行かなくちゃと思う編集部活動です。
唐突ですが、、、下記は、有名な詩の日本語訳と元の英語です。作者はクリスチャンの方なので、ここでうたっているのは神様との関係です。孤独に置かれた、と思っていたけど、実は守られていた、というストーリーです。織田先生のお話を読んで思い出した詩でした。
心乱れることも多かった1年ですが、感謝の時間を持ち、残りの数日を大切に過ごしたいとおもいます。 久々の「休憩」ネタでした。
あしあと
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
マーガレット・フィッシュバック・パワーズ
翻訳著作権 Pacific Broadcasting Association
FOOTPRINTS
One night I dreamed a dream.
I was walking along the beach with my Lord.
Across the dark sky flashed scenes from my life.
For each scene, I noticed two sets of footprints in the sand,
one belonging to me and one to my Lord.
When the last scene of my life shot before me
I looked back at the footprints in the sand.
There was only one set of footprints.
I realized that this was at the lowest and saddest times in my life.
This always bothered me and I questioned the Lord about my dilemma.
"Lord, you told me when I decided to follow You,
You would walk and talk with me all the way.
But I'm aware that during the most troublesome times of my life there is only one set of footprints.
I just don't understand why, when I needed You most,
You leave me."
He whispered, "My precious child,
I love you and will never leave you
never, ever, during your trials and testings.
When you saw only one set of footprints
it was then that I carried you."
copyright(C)1964 by Margaret Fishback Powers
あしあと
マーガレット・F・パワーズ太平洋放送協会