DCC、AMRセンターの大曲先生のTwitterに教えて頂き、AMR臨床リファレンスセンター薬剤疫学室長の日馬由貴先生がまとめられたWHOのAWaRe分類に基づく本邦の抗菌薬の使用状況を拝見しました。
WHOのAWaRe分類は、抗菌薬をAccess, Watch, Reserveの3種類に分類し、「通常の使用」から「滅多に使うべきできない伝家の宝刀的な使用」に分けています。
Access:一般的な感染症の第一選択薬
Watch: 耐性化が懸念されるため限られた適応に使うべき薬
Reserve: 最後の手段として保存する薬
理想的にはAccessに分類される抗菌薬(緑)が60%以上を占めるのが、すなわちグラフが緑色になるのが目標としています。
あれ・・日本の抗菌薬はいくらDU loveの日本といってもウンコ色(Watch)ばかりじゃないか!
緑色(Access)が少な!!
これぞ筋注ペニシリンG無し、黄色ブドウ球菌用ペニシリン無し、セファゾリン無し国家の表現形だ!!
これでAMR対策が言えるのか・・大曲先生の苦労が偲ばれる・・これは