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Channel: 感染症診療の原則
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パレスチナ難民キャンプ家庭医育成プロジェクト 清田明宏先生

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難民キャンプで仕事をされる医師で最も必要性が高いのはもちろん「家庭医」です。しかし赴任して下さる医師には臓器別の専門家もおられますが、彼らを「家庭医」としても機能できる医師に育成する必要があります。この作業をされたのが清田明宏先生です。日本でも「家庭医」機能を急いで増やす必要がありますが、周知のように急速に「家庭医」を志望する若手は減少しています。短期的には既に開業なさっている臓器別医師に「家庭医」の機能を持って頂く必要があります。(浮間診療所の藤沼先生の御言葉によると「後付け総合診療医、家庭医」?)

東京医科歯科大学医学部附属病院 国際医療部・総合診療科合同セミナーのお知らせ

***パレスチナ難民キャンプ家庭医育成プロジェクト***
講師:清田明宏先生
国連パレスチナ難民救済事業機構(UNRWA)保健局長 

2011年にUNRWAの保健局長に就任した日本人職員の清田明宏先生は、“すべてのパレスチナ難民世帯が家庭医を持つこと”を目標に、UNRWAの医療サービス改革と家庭医育成を進めています。

日時:8月28日 18時〜19時
場所:〒113-8510 東京都文京区湯島1丁目5−45
東京医科歯科大学 MDタワー2階 第1共用講義室
申し込み:http://bit.ly/2Ot3IVk 
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。

(清田明宏先生 プロフィール)
1961年福岡県生まれ。高知医科大学(現・高知大学医学部)卒業。結核予防会・結核研究所に当初勤務。国際協力機構(JICA)でイエメン結核対策プロジェクトに取り組む。そののち世界保健機関(WHO)に入り、中近東の結核対策、三大感染症の責任者となる。2010年より国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の保健局長に就任。3,100人の保健医療スタッフをまとめる。2015年第18回秩父宮妃記念結核予防国際協力功労賞受賞。
著書「ガザ:戦争しか知らない子供たち」「天井のない監獄ガザの声を聞け」

お問い合わせ先:東京医科歯科大学医学部附属病院 
国際医療部 二見茜
afutami.ihc@tmd.ac.jp 03-5803-5650


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