第1回 若手医師セミナー2019 徳田先生 Q&Aです。
質問者 : 医師 内科 50代
質問内容 : ROSは病歴ということですが、症状と所見が混在しています。例えば腰痛は自覚症状、関節腫脹は自覚でもあり他覚でもあります。患者さんが腫脹と思っていてもそうでない場合もあると思います。まず患者さんの自覚症状を一通りとり、そのあと理学所見で確認をしていくという順序で良いでしょうか。それとも他覚的な項目は、その都度確認していった方がよいでしょうか。
回答:まずROSとして患者さんの自覚症状を一通りとり、そのあと身体所見で確認をしていくという順序です。ROSは自覚症状、他覚所見は身体診察となります。
質問者 : 医師 総合診療科 20代
質問内容 : 強い疼痛の主訴の問診で、ピークに達するまでの時間が診断に寄与する場合があるかと存じます。(SAHではピークに達するまで1時間以上経過していればNLRが高大きくなるなど)ピークに達するまでの時間を先生が特に意識する状況があれば伺いたいです。
回答:素晴らしい論点と思います。クモ膜下出血とは対照的に、狭心症や腸閉塞は緩徐に発症することがむしろ診断に有用な情報と存じます。
質問者 : 理学療法士
質問内容 : カフの幅の目安、例えば上腕の何倍といったような具体的目安あれば教えて頂きたいです
回答:上腕の直径より20%幅の広いものが適するといわれています。下記サイトをご参照くださいませ。
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/2508
参考図書:Dr徳田のバイタルサイン講座。日本医事新報。
質問者 : 医師 内科 50代
質問内容 : ROSは病歴ということですが、症状と所見が混在しています。例えば腰痛は自覚症状、関節腫脹は自覚でもあり他覚でもあります。患者さんが腫脹と思っていてもそうでない場合もあると思います。まず患者さんの自覚症状を一通りとり、そのあと理学所見で確認をしていくという順序で良いでしょうか。それとも他覚的な項目は、その都度確認していった方がよいでしょうか。
回答:まずROSとして患者さんの自覚症状を一通りとり、そのあと身体所見で確認をしていくという順序です。ROSは自覚症状、他覚所見は身体診察となります。
質問者 : 医師 総合診療科 20代
質問内容 : 強い疼痛の主訴の問診で、ピークに達するまでの時間が診断に寄与する場合があるかと存じます。(SAHではピークに達するまで1時間以上経過していればNLRが高大きくなるなど)ピークに達するまでの時間を先生が特に意識する状況があれば伺いたいです。
回答:素晴らしい論点と思います。クモ膜下出血とは対照的に、狭心症や腸閉塞は緩徐に発症することがむしろ診断に有用な情報と存じます。
質問者 : 理学療法士
質問内容 : カフの幅の目安、例えば上腕の何倍といったような具体的目安あれば教えて頂きたいです
回答:上腕の直径より20%幅の広いものが適するといわれています。下記サイトをご参照くださいませ。
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/2508
参考図書:Dr徳田のバイタルサイン講座。日本医事新報。