Quantcast
Channel: 感染症診療の原則
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3238

「受動喫煙のない国に」 MRICの渋谷先生の投稿転載

$
0
0
渋谷先生が代表をされている、受動喫煙をなくすためのアドボケイト活動についてMRICで紹介がありました。

個人の努力ではどうにもならないことについて、より弱い立場の人たちを守るために、例えば小児科や産婦
人科の先生方が予防接種や女性の健康を守るための意見表明や活動をされています。
数としてはごく少数のアンチワクチンはいますが、赤ちゃんや妊婦さんのリスクを放置してもいいんじゃな
いか的なことは、あまり大声で言う人はいません。

タバコはどうでしょうか。

タバコそのものをなくで、ではなくて、吸いたくない人たち吸わなくてもすむひとたちを煙から守り、健康を
守ろうというものです。

そこに「反対」する人たちがいる(なぞ)。

普段は健康の守り手ですよポーズをとりながら、こういったところで二枚舌のようなことをすると、その他の
意見もうさん臭くなっていくので、本来特別主義主張でもないなら弱い人たちの側に立つのがいいのではない
かと思う次第です。


審議を待っている重要検討事項もあるので、早くこの話が進むことを願っています。

性犯罪被害者が語る、刑法改正を早く実現するべき2つの理由 「私は3歳から父に性虐待を受けて育ちました」

"政府は、性犯罪被害者らがかねてから要望していた、厳罰化などを盛り込んだ刑法改正案について、今国会に提出した。

改正案には、記者会見で被害者が語った2つのポイント以外にも重要な変更が含まれている。例えば、肛門や口へ無理やり性器を挿入することを、女性器への挿入と同等の被害として扱うという変更は、見過ごされてきた男性の被害者を平等に取り扱うためにも必要なものだ。

しかし、自民・公明両党は、後から提出された「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案を、今国会で先に審議入りさせた。被害者らは後回しにされた刑法改正案は、6月18日までの会期中での成立が難しい状態とみている。"


///////////////////////////

たばこ煙害死なくそう。受動喫煙のない国に。-がん患者、主婦、医療者、アスリートたちが一斉に立ち上がります-

東京大学医学系研究科国際保健政策学教室
渋谷健司

2017年5月24日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp
---------------------------------------------------------------------
今、受動喫煙の防止策を盛り込んだ法案のとりまとめが難航しています。

広く「建物内禁煙」を目指す厚生労働省案に対し、与党内からもっと緩やかな内容にすべき、という意見が強く出されています。

職場や飲食店をはじめ、公共スペースで他人のたばこの煙を吸ってしまう受動喫煙を確実に防止すべきです。私たちは、世界で当たり前の「建物内禁煙」の実現を強く望みます。なぜなら、「建物内禁煙」によって、「分煙」では防げない「煙害死」を無くすことができるからです。

1本もたばこを吸わない自分の家族が、飲食店や職場でたばこの煙を長年吸い、がんや心筋梗塞で倒れ、亡くなってしまうことを想像してみて下さい。

受動喫煙によって、日本では毎年15,000人が命を落としています。これは、交通事故による死亡者数4,000人を遥かに上回ります。

受動喫煙は喫煙マナーで解決できる問題ではありません。

受動喫煙を確実に防ぐ方法は、「建物内禁煙」です。既に、世界では、職場や飲食店など公共スペースにおける喫煙を罰則をもって禁止する法律を作っています。しかし、日本では、対策が遅れ、受動喫煙による健康被害を生み出し続けてきました。

私たちは、受動喫煙による健康被害を確実に無くすために、厚生労働省案を支持し、世界で取り組まれている「建物内禁煙」の実現を願います。


<お願いしたいこと>
1.Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSやブログなどで、受動喫煙の健康被害をなくすために「建物内禁煙」の実施を求める投稿をお願いします。その時、ハッシュタグ(#)は、“#たばこ煙害死なくそう”を付けてください。

(その他のハッシュタグ)
#禁煙声明賛同   … この声明の賛同者として名前を載せてもいいとき
#受動喫煙で死にたくない … 以前から受動喫煙対策で使われているもの
               字数に余裕があれば追加してください。

2.科学的根拠や最新の動向についての発信に耳を傾け、まわりの方と共有してください。また、受動喫煙対策を取ることの重要性などについて、まわりの方と話題にしてください。

<受動喫煙対策、「日本は新興国以下」とハーバード大教授が警告>
ダイヤモンド・オンライン 5/22(月) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170522-00128912-diamond-soci


<筆頭発起人>

渋谷健司 (東京大学大学院 教授)
イチロー・カワチ(ハーバード公衆衛生大学院 教授)
小林りん (インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢 代表)
為末大 (元ハードル日本代表)
中室牧子 (慶應義塾大学 准教授)

<共同発起人>
本声明への賛成は、発起人各個人の見解です。各所属組織の意見を代表したり表明したりしているわけではありません。

【個人】
安倍昭恵
アンジャナKC
安藤美冬 (作家、コメンテーター)
石川善樹 (予防医学研究者)
出雲正剛 (医師)
伊庭卓司
大樋長左衞門 (陶芸家)
岡田右京
小澤隆生
乙武洋匡 (作家)
木暮太一 (経済ジャーナリスト)
小嶋初子
小嶋美代子
小比類巻貴之 (フォルザジャパン 代表)
坂之上洋子 (経営ストラテジスト)
佐俣アンリ (ベンチャーキャピタリスト)
澤憲明 (英国家庭医)
重富隆介 (三菱UFJモルガン・スタンレー証券 常務執行役員)
島澤諭 (エコノミスト)
白石小百合 (Whitte inc アナウンサー 香りデザイナー)
白河桃子 (ジャーナリスト)
高岡美緒 (マネックスグループ 顧問)
武内和久 (アクセンチュア マネジング・ディレクター)
竹内弘一 (報道局キャスター)
辰巳琢郎 (俳優)
谷川敬治
野村英樹 (金沢大学 特任教授)
早野龍五 (東京大学名誉教授)
原芽由美
福武英明
増谷彩 (医療ジャーナリスト)
松嶋啓介 (シェフ)
松山大耕 (妙心寺退蔵院 副住職)
宮澤弦 (ヤフー 上級執行役員)
ムーギーキム (作家)
向井亜紀 (タレント)
茂木潤一 (キッコーマン 部長)
森本貴子 (Gift Your Life ファイナンシャルプランナー)
柳沢正和 (ドイツ証券 共同株式営業部長)
山崎直子 (宇宙飛行士)
山崎繭加 (ハーバードビジネスレビュー 特任編集委員)
山本裕介
@DrMagicianEARL (のほほん臨床系ブロガー医)

【患者団体/学会】
天野慎介 (全国がん患者団体連合会 理事長)
石井洋介 (日本うんこ学会 会長)
作田学 (日本禁煙学会 理事長 )
巽浩一郎 (日本呼吸器学会 理事 )
丸山泉 (プライマリケア連合学会 理事長)
横倉義武 (日本医師会 会長)

【NPO/財団/社団】
安部敏樹 (リディラバ 代表)
井植美奈子 (セイラーズフォーザジー日本支局 理事長)
鵜尾雅隆 (日本ファンドレイジング協会 代表)
大西健丞 (ピースウインズ・ジャパン  代表)
川原尚行 (ロシナンテス 理事長)
岸田徹 (がんノート 代表)
熊西乃里子 (熊西地域振興財団 代表)
駒崎弘樹 (フローレンス 代表)
佐藤大吾 (ジャパンギビング 代表)
白井智子 (トイボックス 代表)
慎泰俊 (Living in Peace 理事長)
田口義隆 (ソーシャル・ビジネス・プラットフォーム 代表)
立花貴 (MORIUMIUS 代表)
照屋朋子 (ユイマール 創設者)
成瀬久美 (日本ホスピタリティ財団 理事長)
難波美智代 (シンクパール 代表)
林久美子 (For The World 代表)
藤森香衣 ( C-ribbons 代表)
松田悠介 (Teach For Japan 代表)
茂木七左衞門 (日本芸術文化振興会 理事長)
山口育子 (ささえあい医療人権センターCOML 理事長)
湯川カナ (リベルタ学舎 代表)

【大学/研究所/学校】
朝倉祐介 (政策研究大学院大学 研究員)
井伊雅子 (一橋大学 教授)
猪塚武 (キリロム工科大学 学長)
井上真智子 (浜松医科大学 特任教授)
漆紫穂子 (品川女子学院 理事長・校長)
江口有一郎 (佐賀大学 教授)
翁百合 (日本総合研究所 副理事長)
小椋正立 (法政大学大学院エイジング総合研究所 名誉教授)
小黒一正 (法政大学 教授)
各務茂夫 (東京大学 教授)
勝俣範之 (日本医科大学 教授)
後藤励 (慶應義塾大学 准教授)
小林忠男 (大阪大学大学院 招聘教授)
近藤克則 (千葉大学予防医学センター 教授)
近藤尚己 (東京大学大学院 准教授)
武林亨 (慶應義塾大学 教授)
津川友介 (ハーバード大学 研究員)
角田弘子 (統計数理研究所 客員准教授)
長嶺由衣子 (千葉大学大学院 博士課程)
夏野剛 (慶應義塾大学 特別招聘教授)
橋本英樹 (東京大学 教授)
堀真奈美 (東海大学 教授)
堀義人 (グロービス経営大学院 学長)
本荘修二 (多摩大学 客員教授)
宮田裕章 (慶應義塾大学 教授)
安田洋祐 (大阪大学 准教授)
柳川範之 (東京大学 教授)
吉田穂波 (神奈川県立保健福祉大学 准教授)
吉村泰典 (慶應義塾大学 名誉教授)
マイケル・ライシュ (ハーバード公衆衛生大学院 教授)

【医療機関/医療法人/社会福祉法人】
岩岡秀明 (船橋市立医療センター 部長)
大室正志 (同友会)
河内文雄 (稲毛サティクリニック 理事長)
小松康宏 (聖路加国際病院 副院長)
佐藤雄一 (産科婦人科舘出張佐藤病院 院長)
志賀隆 (東京ベイ・浦安市川医療センター 部長)
宋美玄 (FMC東京クリニック 医師)
高山義浩 (沖縄県立中部病院 医師)
徳田安春 (群星沖縄臨床研修センター センター長)
南郷栄秀 (東京北医療センター 医長)
馬場拓也 (ミノワホーム 経営企画室長)
林啓一 (ラッフルズジャパニーズクリニック )
福井次矢 (聖路加国際病院 院長)
宮田俊男 (みいクリニック 院長)
武藤真祐 (鉄祐会 理事長)

【ポリシー】
小野崎耕平 (日本医療政策機構 理事)
亀井善太郎 (PHP総研 主席研究員)
黒川清 (日本医療政策機構 代表)
藤沢久美 (シンクタンク ・ソフィアバンク 代表)
牧浦土雅 (秋田県・仙北市 近未来創造アドバイザー)
森田洋之 (南日本ヘルスリサーチラボ 代表)
吉田雄人 (横須賀市 市長)

【ビジネス】
相原輝夫 (ファインデックス 代表)
秋本可愛 (Join for Kaigo 代表)
秋山咲恵 (サキコーポレーション 代表)
浅野敬子 (九番会 代表)
芦田多恵 (ジュン アシダ 取締役)
伊井哲朗 (コモンズ投信 代表)
石黒不二代 (ネットイヤーグループ 代表)
伊藤順朗 (セブン&アイ・ホールディングス 取締役)
井上英明 ( パーク コーポレーション 代表)
岩佐大輝 (GRA 代表)
岩瀬大輔 (ライフネット生命保険 代表)
石見一女 (Be&Do 代表)
上谷実礼 (ヒューマンハピネス 代表)
内山幸樹 (ホットリンク 代表)
岡島悦子 (プロノバ 代表)
鍵本忠尚 (ヘリオス 代表)
加瀬由美子 (Asia Herb Association 代表)
加森万紀子 (加森観光 主任)
川島昭彦 (BUG DMG森精機 代表)
末松(神原)弥奈子 (ニューズ・ツー・ユーホールディングス 代表)
菊池誠晃 (リアルワールド 代表)
小泉文明 (メルカリ 代表)
香西志帆 (百十四銀行 銀行員)
小佐野保 (ギークピクチュアズ 代表)
後藤玄利 (ジャクール 代表)
小林麻美子 (マグナ 代表)
古俣大介 (ピクスタ 代表)
小室淑恵 (ワーク・ライフバランス 代表)
紺野俊介 (アイレップ 代表)
迫俊亮 (ミスターミニット 代表)
佐藤光紀 (セプテーニ・ホールディングス 代表)
島田久仁彦 (KS International Strategies 代表)
白木夏子 (HASUNA 代表)
杉山文野 (ニューキャンバス 代表)
瀬尾傑 (講談社 部長)
高野真 (フォーブスジャパン 代表)
高濱正伸 (花まる学習会 代表)
田中美和 (Waris 代表)
丹下大 (SHIFT 代表)
辻庸介 (マネーフォワード 代表CEO)
坪内知佳 (GHIBLI 代表)
西澤亮一 (ネオキャリア 代表)
野呂好彦 (銀座柳画廊 代表)
裴英洙 (ハイズ 社長)
長谷晴義 (八芳園 代表)
馬場稔正 (MRT 代表)
坂野尚子 (ノンストレス 代表)
別所宏恭 (レッドフォックス 代表)
程近智 (アクセンチュア 取締役会長)
本間真彦 (インキュベイトファンド 代表)
間下直晃 (ブイキューブ 代表)
松嶋啓介 (アクセレール 代表)
真鍋康正 (高松琴平電気鉄道 代表)
御立尚資 (BCG シニアパートナー)
都賢治 (アルタスグループ 代表)
米良はるか (READYFOR 代表)
安渕聖司 (ビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表)
山口文洋 (リクルートマーケティングパートナーズ 代表)
山下春幸 (HAL YAMASHITA 東京 オーナーエグゼクティブシェフ)
山田邦雄 (ロート製薬 代表)
山田唯人 (マッキンゼー パートナー)
山野智久 (アソビュー 代表)
山本雄士 (ミナケア 代表)
吉崎浩一郎 (グロースポイントエクイティLLP 代表)
吉松徹郎 (アイスタイル 代表)

---------------------------------------------------------------------------
配信・解除依頼はホームページ http://medg.jp/mt/ の「お問い合わせ」からご連絡ください。手続きに数日要することがありますので、ご了承ください。
今回の記事は転送歓迎します。その際にはMRICの記事である旨ご紹介いただけましたら幸いです。
MRIC by 医療ガバナンス学会 http://medg.jp
****************************************************************************

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3238

Trending Articles