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Channel: 感染症診療の原則
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グラム染色がRoutine Practice #2

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以下、PrimaryCareの現場でグラム染色を続けるCardiologistからの便り, 第二弾です。(こちらの方が先に頂いています)

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青木 眞先生

お怪我の方は如何でしょうか。
写真ではうちつけたところが分かりにくいのですが、豆状骨骨折、TFCC損傷あるいは舟状骨骨折がなければよいのですが。

自院のデータを振り返ってみました
GWに入り、インフルエンザも見なくなりましたので自院のデータを振り返ってみました。

今シーズンはH1N1以来の罹患者数でした。毎年印象というのはありますが、型や年齢、家族既往の他に、ここ数年は発熱期間、咽頭後壁所見も記録しています。

地方の診療所なので、数が少ないのですが、ワクチン接種歴、咽頭後壁所見は検査前確率を上げるようです。

抗ウイルス剤については、感染症専門の先生からは怒られる使い方でしょうが、ご容赦ください。

臨床的に薬は良く効くんだよと言われますが、発熱期間の差は、ご覧のとおりです。
(Nが少ないので、統計値は示していませんが、ひそかに計算すると有意差はありません)。

受験、仕事、介護など抗ウイルス薬の使用は社会的な理由も多いのですが、自分でデータを見直すと、あまり変わらないよと来シーズンも言えそうです。





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