次のSpeakerはUniv. of TorontoのElizabeth Brown先生
演題:Epidemiology of Blastomycosis in Ontario Canada, 1995-2013
編集長が研修したKentuckyでも多かったな・・
・後ろ向き検討(19年間)
・Blastomycosis(B.dermatitidis/gilchristii)は・・
人間、人間以外の動物(犬、猫)にも感染する。免疫正常でも感染症を起こす。
広がりはアフリカやインド、北米ではオハイオ州、ミシシッピ渓谷、五大湖・・の東方面で地域流行性Endemic
・主なポイント
1995ー2013の期間で930例
2009年がPeakで、それ以降、同じ数が報告されている
呼吸器からの検出が最多(84.2%)
圧倒的に男性の症例が多い(P<0.0001)
多くの症例は30-59歳(65.1%)
特別に症例が増える季節は無い
・結論
オンタリオでは症例は増えており、増加したままである。hyper-endemic地域として良い。
今後も疫学的に推移を見守る必要がある
「hyper-endemic地域」を認識する事が医師として鑑別診断を考慮するうえで重要
・今後の課題
より広範囲での疫学的検討が重要
何が症例を増加させるのか(例:温度、湿度)を検討すべき
集団発生を察知する事も重要
―――――――――
次のPresenterはSingapore Gen. Hosp.のShimin Jasmine Chung先生。
演題:<font color="blue">Invasive Trichosporonosis at a Tertiary Medical Center in Singapore: Epidemiology, Spectrum of Infection and Outcome
・Trichosporonはいたるところに存在し環境、皮膚、呼吸器、消化器に見つかる。
・最近は血液疾患といった免疫不全状態に合併する
・時に血液腫瘍などが無い症例でも報告されている
・研究法
Singapore総合病院(1600床、第3次医療機関)
培養でTrichosporonが陽性になった症例(2009年1月~2014年12月)
・Discussion
これはTrichosporonの検討では最大。基礎疾患も色々。
死亡率は宿主の状態と感染部位による
過去の報告:
癌症例の死亡率は55%、血液腫瘍の死亡率は72%、真菌血流感染:死亡率は73%
皮膚・軟部組織感染症や透析症例、熱傷症例にも侵襲性Trichosporon症が起きる
演題:Epidemiology of Blastomycosis in Ontario Canada, 1995-2013
編集長が研修したKentuckyでも多かったな・・
・後ろ向き検討(19年間)
・Blastomycosis(B.dermatitidis/gilchristii)は・・
人間、人間以外の動物(犬、猫)にも感染する。免疫正常でも感染症を起こす。
広がりはアフリカやインド、北米ではオハイオ州、ミシシッピ渓谷、五大湖・・の東方面で地域流行性Endemic
・主なポイント
1995ー2013の期間で930例
2009年がPeakで、それ以降、同じ数が報告されている
呼吸器からの検出が最多(84.2%)
圧倒的に男性の症例が多い(P<0.0001)
多くの症例は30-59歳(65.1%)
特別に症例が増える季節は無い
・結論
オンタリオでは症例は増えており、増加したままである。hyper-endemic地域として良い。
今後も疫学的に推移を見守る必要がある
「hyper-endemic地域」を認識する事が医師として鑑別診断を考慮するうえで重要
・今後の課題
より広範囲での疫学的検討が重要
何が症例を増加させるのか(例:温度、湿度)を検討すべき
集団発生を察知する事も重要
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次のPresenterはSingapore Gen. Hosp.のShimin Jasmine Chung先生。
演題:<font color="blue">Invasive Trichosporonosis at a Tertiary Medical Center in Singapore: Epidemiology, Spectrum of Infection and Outcome
・Trichosporonはいたるところに存在し環境、皮膚、呼吸器、消化器に見つかる。
・最近は血液疾患といった免疫不全状態に合併する
・時に血液腫瘍などが無い症例でも報告されている
・研究法
Singapore総合病院(1600床、第3次医療機関)
培養でTrichosporonが陽性になった症例(2009年1月~2014年12月)
・Discussion
これはTrichosporonの検討では最大。基礎疾患も色々。
死亡率は宿主の状態と感染部位による
過去の報告:
癌症例の死亡率は55%、血液腫瘍の死亡率は72%、真菌血流感染:死亡率は73%
皮膚・軟部組織感染症や透析症例、熱傷症例にも侵襲性Trichosporon症が起きる