本日の演者は英国のM Albur先生。
演題は早期警告スコア:グラム陰性桿菌の菌血症・敗血症の重症度・予後判定マーカー
(Early Warning Score:A Marker of severity and Prognosis in Patients with Gram-negative Bacteraemia and Sepsis.)
#:編集長的には、極めて実用的で興味深いはなし。
#:敗血症の問題の周辺
・診断が難しい/定義が?:2014年のICAAC時点でしっかりとした有用な診断基準、定義が無い・・。
#:感染症>敗血症>Shockまでの基本的な病態
・基本的には下図のとおり
・感染症より敗血症が、敗血症より敗血症性Shockが予後悪い。下図のとおり
・今までの敗血症の大きな研究のProtocolは一言でいうと複雑。特に乳酸値の測定など途上国には厳しいものも・・下記の例を参照
・しかも、結果もはかばかしくない。
1)Surviving Sepsis Campaign
2)A Randomized Trial of Protocol-Based Care for Early Septic Shock The ProCESS investigation; NEJM 2014;370:1683-93 May 1, 2014
3)High versus Low Blood-Pressure Target in Patients with Septic Shock; NEJM 2014;370:1583-93 Apr 24, 2014