CDC２０１５年版のSTDガイドライン　第3報

CDC２０１５年版のSTDガイドライン　第3報

STD予防の話し、続きます。

＃：Male Circumcision
・割礼ですな・・
・予防に有用なのはウイルスでした。（編集長的には整理しきれてなかった・・）
・HIV、HSV、HPVの予防にどぞ
・特に異性間性交渉における上記ウイルス感染の予防にどぞ。
・WHO・UNAIDSは「もっとやってScale up」と。
・米国小児科学会AAPも「少年の家族が望めば・・」と
・編集長の長男もやられた・・（どうして僕のだけ仲間と違うのか・・と悩んだらしい、、ゴメン）

＃：Emergency Contraception
・これによるメリットは計り知れない。
・特にRapeの診療で、これをAgendaとして提供しなければ拙いですね・・。
・詳細は省きます。（編集長のマニュアルにはありやす）

＃：Postexposure Prophylaxis for HIV
・Sexual Assault and STDsの箇所にあるので、また別の機会に

＃：Preexposure Prophylaxis for HIV(PrEP)
・TDF＋３TCやTDFのみを、コンドームなどの使用と共に使用すると劇的に感染を減らせる。
・特に片方のみHIV陽性のHeteroのCoupleで
・TDFの濃度は直腸＞膣。なので女性を守るにはよりAdherenceが大事。
・耐性の問題が心配されたが生じなかった。唯一例外はHIVの急性感染を起こしているのを知らずにTDFのみ服用した症例で。

＃：HIV Seroadaptation Strategies
・「HIV陽性同士でSexすれば感染の憂いはない・・」は駄目！　危険！
・編集長の患者さんも、相手が自分以外の相手から耐性HIVを貰い、それに感染して順調だったHAARTが一気に崩れた。
・勿論、梅毒やクラミジアなども貰います。

次回は妊婦の梅毒やTransgenderについて