ルーツをたどる　その２

日本の米軍基地にある病院で、日本の医師が研修をできるシステムがあります。

あめいろぐ　「海軍病院って？」

感染症医の中にもこのプログラムで学んだ人たちがいますね。

湘南鎌倉総合病院での徳田＆青木 症例カンファレンスには横須賀の米軍病院からもスタッフや研修医が参加しています。



この横須賀にあるUnited States Naval Hospital Yokosukaはもともと日本の海軍病院の施設も活用されています。



外科医だった編集長の曾祖父は海軍の病院船にのっていました。
そのこともあり、一定期間横須賀に住んでいました。

本人があまり語らなかったためか当時の詳細を伝え聞いている親族もいないとのことです。







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予防接種普及に関わった先祖が学んだ適塾訪問にはじまる歴史散策を今後も不定期に紹介したいとおもいます。

前回の記事　「ルーツをたどる」2013年11月4日




病院船 hospital ship についてはネット上には当時のことを語り継ぐ人の情報があります。

NHK戦争証言アーカイブス　従軍看護師
外傷よりだんだん病気が多くなった、精神疾患，結核、マラリア脳症、自殺に対応した、とのことです。

星空文庫　「日赤従軍看護婦のみたもの」

日赤の従軍看護婦の死因統計：全死亡（殉死）者は1082名であるには戦後の死亡も含まれているものの、死因の1位は全結核と胸部疾患で620名、2番目が伝染病で180名、3番目が銃爆死と戦傷死が133名となっています。


病院船については、近年も提案がおこなわれています。

阪神淡路大震災、東日本大震災を経て「「病院船」をめぐる 20 年の論議 」も進んでいるようです。

現在は自然災害時の迅速な対応のために「モバイル・ホスピタル」としての取り組みが提案されています。
公益社団法人　モバイルホスピタル インターナショナル