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Channel: 感染症診療の原則
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NO TIME TO LOSE

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英文で読み終わったところ、日本語が出ることを知りました。

Piot博士はエイズ、エボラ、と政治的にも大きな影響をもたらした感染症の発見や対応に関わりました。
このため、2014年にはいろいろなメディアにも個人の経歴やエピソード含めてとりあげられました。

当時のザイールから届いた「黄熱うたがい」の血液の検体は、機内の手荷物としてベルギーの研究所に届けられたそうです。
手袋くらいしかしないで対応していた当時(今回の流行のような物々しいPPEではなく)ラッキーなことに感染はしなかった、というようなエピソードも紹介されています
こちらもよくまとまっています


下記も、数字やニュースの背後にあったことなどの理解につながる1冊です。

No Time to Lose: A Life in Pursuit of Deadly VirusesW. W. Norton & Company


ノー・タイム・トゥ・ルーズ ― エボラとエイズと国際政治慶應義塾大学出版会


4月17日に東京で出版記念イベントがあるそうです。詳しくはこちらから。

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