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Channel: 感染症診療の原則
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ICAAC Online の学び 本日から性感染症STIです。

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ICAAC Online の学び 本日から性感染症STIです。
Track: Interactive ID Fellows Session

講師はエモリー大学のKimberly A. Workowski先生。彼女はCDCとSTIの仕事をこなしているSTIの大家です。

(ちなみに最近、編集長はSTDからSTIと直されました。理由? それは全ての性感染症がDiseaseとして顕性でなく潜伏しているものも多いから。確かにHIVと梅毒も不顕性の割合のほうが遙かに多いです・・)

医療費:
ちなみに米国におけるSTIの新症例数は1900万人/年、医療費は直接的には190億ドル。高いな~。更に不妊症の治療、子宮頸がん、子宮外妊娠などの経費は別にかかるわけです。

STIに罹患しやすい人々:
若者:(15-24歳)で半分。これは小児科の問題にも。
MSM:梅毒症例の7割。そしてHIV感染症の合併率高い。
HIV感染症の治療が進歩して無関心が増加>>Drugの問題。HCVの問題。
人種的:Minorityに圧倒的に多い

考慮すべき検査:
・性的にActiveなMSM:梅毒血清、淋病GCとクラミジアCTは尿のPCR
・オーラルSex:GCをPCRか培養で
・肛門性交(受ける側):GCとCTをPCR
・肝炎ABC
・参照:CDCの STD Guideline2014



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