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Channel: 感染症診療の原則
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ICAACOnlineの学び(2014)Session 001 CDI

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ICAACOnlineの学び(2014)Session 001

ICAAC 2014 Onlineの学び、再開 続きです。

今日もMark Wilcox先生のCDIの講義。

#8:治療
・VCMはMetronidazoleよりもBetter(衆知のように)
・2-3割の症例で治療後(通常1ヶ月以内)に再発する。
・その他、高齢、基礎疾患などあが治療失敗のRisk因子
・Fidaxomicinは良い薬だが、非常に高価である。


#9:再発について
・繰り返すが、2-3割の症例で治療後(通常1ヶ月以内)に再発する。
・再発のRisk因子で介入が可能なのは、抗菌薬適正使用くらい。
・他のRisk因子(例:抗体欠如、高齢・基礎疾患、再発の既往、基礎疾患、芽胞残存、株のタイプなど)


#10:CDIコントロールの基本的要素

・下記のスライド
・リストの最上段にあるのは「疫学の変化」をすぐに発見するシステムの構築とある。
・抗菌薬の適正使用が最下段にあるのに注意。イギリスでも一番大変らしい。
・因みにStrain type株の調査には、PFGE(米国で多用)が最悪でRibotype/MLST、WGSが良い。

#11:その他
・C.diffはどこから・・? 特に無症候の人が問題だろう


・CDIの診療経費が大変(単位はポンド)

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