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Channel: 感染症診療の原則
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ICAAC 2014 Onlineの学び、再開

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久しぶりにICAAC 2014 Onlineの学び。

今日もMark Wilcox先生のCDIの講義。

「大変です」的な報告のみならず、具体的な介入で「改善させた」という報告が圧巻

#3:予後に関するRiskでStrain(株)が重要
・特に「027/NAP1/BI」がやばい。 具体的には・・
Colectomy 1.9%
ICU admission 6.5%
Crude mortality24.8%
Attrib mortality 12%
Pepin et al. CMAJ 2004;171:466-

#4:国際的なCDの「やりとり」
・FQR1株は米国からアジアへ。そしてFQR2株は米国から英国へ
Hemら Nat Genet 2012.doi:10.1038/ng.2478.


#5:悪い株(027/NAP1/BI)は、特に60歳以上(編集長)でやばい
・Ribotypeを公費で調べてるからわかる事です。


#6:介入(例:サーベイランス)は有効


・介入は更に悪者のRibotype027を減少


・介入(セフェム系、キノロン系使用を削減)も有効


・介入(抗菌薬の併用数を削減)も有効


#7:診断
・PCRは感度良すぎて定着Colonizationも拾う(特異度悪い)
・具体的にはPCR陽性例に毒素のAssayをやっていく。感度重視→特異度を確認

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