Quantcast
Channel: 感染症診療の原則
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3238

ICAACOnlineの学び 結核の診断と感受性検査のアップデート "2013"

$
0
0
既にICAAC2014も終わっていますが編集長は依然として2013年のやつを勉強虫。

本日からは、「結核の診断と感受性検査のアップデート」(Update on the Diagnosis and Susceptibility Testing of Mycobacterium tuberculosis)です。

演者:以下の先生。
Betty Forbes,Susan Dorman, Sven Hoffner

#1:新しい結核診断法
Betty Forbes先生@Medical College of Virginia
1)検体処理法
・貧しい国での検査は「顕微鏡のみ」が多い。そして円沈して検鏡。でも円沈の器械が高価。
・そこで円沈の変わりに磁石+結核菌のMycolic acidに親和性のある物質を使って集める。(Microsens Medtech Ltd.,London, UK)

2)蛍光LED顕微鏡
・LED顕微鏡が良い。通常のチールネルセン染色より良い。色々な会社の器械を比較
(3社が良かった:Primo Star iLED独, Lumin米国, FluoLED伊)
・CellScope:これはMobileの蛍光顕微鏡(アタッシュケースの大きさ)
・Rapid fluorescent stain:6ステップを2分で終了の蛍光染色

3)培養
・新しい方法のProsとConsが紹介されていましたが編集長には難し過ぎ。

4)同定・Identification 
以下の3法は感度も特異度も良い。
・Immunochromatographic assay
・Amplification そして Reverse hybridization
・Line probe assays

・GenoTypeMTBCは5時間で結核、非結核性抗酸菌を同定。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3238

Trending Articles