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Channel: 感染症診療の原則
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ICAACOnlineの学び Cryptococcosis #3

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Cryptococcus続きます。本当にIRISは臨床医を悩ませるのですが・・

#1:IRISを予測できないか?
・IRISの危険を増加させる因子はWBC数や莢膜のサイズなど・・


・髄液のCryptococcusが完全に死んでいると良い


・IRISの危険因子であるIL4,IL17などの値でIRISの予測が可能


・実際にこれらIL17などのBiomarkerは死亡率と関係している



#2:いつARTを始めるか?
・早い方が良い・という研究に続いて、遅い方が良いという研究も、そして同じという研究。

Zolopa Aら PlosS One:2009
Makadzange ATら CID:2010
Bisson Gら CID:2013

#3:結論は
・ARTの前にCryptococcusを治療。
・2週間で髄液培養陰性を確認してからART開始。あるいはFLCZを400mgに減量
・ARTの開始は大体4週間後に開始
・ARTを遅らせるべきGroup:髄液の白血球が少ない(5 WBC/ml),重症、IRISのリスク高い

#4:編集長の印象
沢山の交絡因子があるでしょう・・。ARTが早い・遅い以外に・。

本日でCryptococcusは終わります。

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