ICAACOnlineの学び Cryptococcosis #2
本日もCryptococcusです。
かなり面白い・・(と編集長は一年後に地球の裏側で感心してる)
#:HIV感染症のIRIS
・Subclinical(臨床的に表面化してない)感染症を出現させる
例:Cryptococcus感染症
・過剰な炎症、異常な炎症
・IRISのリスク:
例1:免疫抑制の程度(機能するT細胞の欠損)
例2:潜在性のOI(Cryptococcusなど)
#:アフリカのHIV・IRISに多いもの
・皮疹
・結核
・Cryptococcus
・BCGワクチン(小児)
↓BCGによるIRIS
#:IRISの何が面白いか? それは病気の中身が見えるから
・Essence:何が病気を起こしているか? 微生物? 宿主反応?
#:「病気とは何か?」
・基本的には微生物に対する宿主反応(免疫)の強弱:強すぎてはIRISで困り、弱すぎては微生物に負ける。
・Cryptococcus微生物と宿主反応の程度が弱ければ、単なるColonization
・でもARTで宿主反応が強くなると、宿主のDamageが起きる
The damage-response framework of microbial pathogenesis
Arturo Casadevall,Liise-anne Pirofski
Nature Reviews Microbiology 1, 17-24 (October 2003)
#:IRISは微生物の量も関係
・実はIRISの前にPre-IRISとでも言うべきDormantなPhaseがある。
・この時、微生物は存在するがホストのResponse(≒Damage)は起きてない。
・ならば無症状のHIV感染症で、CD4測定ついでにCryptococcus抗原を測り、陽性ならば、FLCZで治療してからARTを開始したらどうか・・>>結論は上手くいった。
Meya et al. CID 2010;51:448-
本日もCryptococcusです。
かなり面白い・・(と編集長は一年後に地球の裏側で感心してる)
#:HIV感染症のIRIS
・Subclinical(臨床的に表面化してない)感染症を出現させる
例:Cryptococcus感染症
・過剰な炎症、異常な炎症
・IRISのリスク:
例1:免疫抑制の程度(機能するT細胞の欠損)
例2:潜在性のOI(Cryptococcusなど)
#:アフリカのHIV・IRISに多いもの
・皮疹
・結核
・Cryptococcus
・BCGワクチン(小児)
↓BCGによるIRIS
#:IRISの何が面白いか? それは病気の中身が見えるから
・Essence:何が病気を起こしているか? 微生物? 宿主反応?
#:「病気とは何か?」
・基本的には微生物に対する宿主反応(免疫)の強弱:強すぎてはIRISで困り、弱すぎては微生物に負ける。
・Cryptococcus微生物と宿主反応の程度が弱ければ、単なるColonization
・でもARTで宿主反応が強くなると、宿主のDamageが起きる
The damage-response framework of microbial pathogenesis
Arturo Casadevall,Liise-anne Pirofski
Nature Reviews Microbiology 1, 17-24 (October 2003)
#:IRISは微生物の量も関係
・実はIRISの前にPre-IRISとでも言うべきDormantなPhaseがある。
・この時、微生物は存在するがホストのResponse(≒Damage)は起きてない。
・ならば無症状のHIV感染症で、CD4測定ついでにCryptococcus抗原を測り、陽性ならば、FLCZで治療してからARTを開始したらどうか・・>>結論は上手くいった。
Meya et al. CID 2010;51:448-